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【徹底解説】萩原健一ライブ名盤|ドンファンとアンドレ・マルローを比較

『ショーケンライブ名盤 究極の2択』の見出しと、ステージでマラカスを構える男性のイメージを配した記事のアイキャッチ画像

こんにちは、ジェネレーションBのTAKUです。

萩原健一のライブ盤を買おうとして、『DONJUAN LIVE』と『ANDREE MARLRAU LIVE』のどちらにするか決めきれずにいませんか。

タイトルが並んでいるだけでは中身の差が分かりませんし、SHM-CD、紙ジャケ、アナログ2枚組、映像作品と選択肢も多い。

値段の幅も広いので、迷って当然だと思います。

先に言っておくと、この2枚は同じ路線を並べたものではありません。

片方はまだ動き出す前の音、もう片方は動き切った音です。

私は歌う側の耳でこの2枚を何度も往復してきましたが、聴くほどに差が開いていきました。

この記事では、どちらをどの順番で、どの版で買えば後悔しないのかを具体的に書きます。

録音日も品番も出します。

読み終わったときには、今日買うべきものが決まっているはずですよ。

この記事でわかること

  • 2枚のどちらを先に買うべきかの結論
  • ツインドラム編成が生んだドンファン期の音
  • アンドレ・マルロー期が最高到達点と言える根拠
  • 映像作品と音源を組み合わせる価値
目次

1. 先に結論、どちらを選ぶべきか

回り道はしません。

この記事の立場をはっきり書きます。

理由は後の章で、音の中身と本人の言葉の両方から説明していきます。

1-1. 迷ったらアンドレ・マルローから

『迷ったら1985年のANDREE MARLRAU LIVEから買え』という結論と、マイクに向かって叫ぶ歌手のイメージを組み合わせた解説画像
記事の結論はここです。動き切った1985年から入るのが失敗しにくい順番です。

最初に買うなら『ANDREE MARLRAU LIVE』です。

1985年8月、よみうりランドEASTでの公演を収めた2枚組。

全15曲、収録時間は約1時間41分あります。

ここでのショーケンは完全に動いています。

声を張る回数も、言葉を客席へ叩き込む勢いも、ドンファン期とは別次元。

バンドも井上堯之が戻った大編成で、演奏が歌を押し上げていきます。

彼のライブ盤の最高到達点はここだと私は考えています。

いきなり中古に手を出す前に、まず音を確かめるのが安全です。

主要な配信サービスなら両作を通して聴けます。

聴いて手応えがあった人は、CDの在庫と価格をここで確認してください。

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本人が「生涯最高の出来だった」と振り返った夜

萩原健一/ANDREE MARLRAU LIVE (初回限定)【CD】

1985年8月24日、よみうりランドEASTでの公演を収めた2枚組。全15曲・約101分、11分を超える「泣くだけ泣いたら」を収録しています。

※価格・在庫は変動します。最新情報は各販売ページでご確認ください。

1-2. 映像とセットで力が倍になる

もう1つ大きいのが、この公演には映像作品があること。

監督は高橋伴明。

1985年のステージが、動くショーケンとして残っています。

そして重要なのは、映像とCDで曲目が違うことです。

映像側にはCD未収録の曲が含まれ、逆にCD側にしかない曲もある。

つまりどちらかで足りる関係ではなく、両方で1つの夜になるんですよ。

ここが「アンドレ・マルロー期はセットで強い」と言われる理由です。

1-3. ドンファンが向いている人

では『DONJUAN LIVE』は不要なのか。

そんなことはありません。

ただ、これは動き出す前の音として聴いたほうが面白い作品です。

ツインギターにツインドラムという分厚い編成なので、土台の重みは相当なもの。

しかし歌のほうは、崩しの型がまだ少ない。

同じ角度で同じように処理する場面が多く、一本調子に聞こえます。

荒れているというより、静かに構えている印象。

だから変化の過程を追いたい人や、日本のニューロック勢の演奏を味わいたい人には強く勧められます。

◆TAKUのひとこと

ジェネレーションBでは、名盤を並べるだけの記事にはしないと決めています。どの曲のどこで何が起きているのか、どの版で聴くのが一番おいしいのか。そこまで書かないと買う判断ができませんから。ただし価格や在庫、配信状況は動きます。買う前に販売店や公式の情報を必ず確認してくださいね。

2. ショーケンのライブ盤という流れ

2枚の差を理解するには、彼がライブ盤をどう積み上げたかを知るのが早道です。

この章ではバーボン・レーベル期の流れと、本人が語った転機をたどります。

2-1. 俳優より先にステージがあった

萩原健一は1967年、ザ・テンプターズのボーカルとして16歳でデビューしています。

解散後は沢田研二とのツインボーカルでPYGを結成し、その後に俳優として広く知られました。

つまりドラマより先に、マイクの前に立つ仕事があった人です。

この順番が声に出ています。

客席の一番後ろへ届かせる息の使い方、語尾を落として言葉を刺す癖。

どちらもステージで身につけた技術で、後から歌い始めた俳優の声とは芯の作り方が違います。

2-2. 毎年のように傑作を出していた時期

ロック歌手としての全盛期は1970年代後半から1980年代半ば、徳間ジャパンのバーボン期だと語られます。

スタジオ盤の『Nadja』3部作、『DONJUAN』(1980年)、『D’ERLANGER』(1982年)、『THANK YOU MY DEAR FRIENDS』(1984年)。

ライブ盤は『熱狂雷舞』(1979年)、『DONJUAN LIVE』、『SHANTI SHANTI LIVE』(1983年)、『ANDREE MARLRAU LIVE』(1985年)。

ほぼ1年に1枚のペースで、しかも作り方が毎回違います。

スタジオで完成させる人ではなく、現場で更新していく人だったことが、この並びから分かりますね。

2-3. 本人が語っていた音楽的な転機

ここが2枚の差を説明する鍵になります。萩原健一は最後の自著『ショーケン 最終章』で、自分の音楽的な転機はドンジャン・ロックンロール・バンドにあったと記しています。

それ以前はPYGから続く井上堯之や大野克夫との作り方で、曲がロックというより歌謡曲やアダルト・コンテンポラリーに近く、ブルース・ロックを好む自分との隔たりを感じていた。

ドンジャンでは好きなメンバーと自分の音楽を追えた、という内容です。

つまりドンファン期は、彼にとって出発点。

到達点ではありません。

ここを押さえると、2枚の位置関係がはっきりします。

3. 『DONJUAN LIVE』の中身

1980年の『DONJUAN LIVE』を紹介する解説画像。正装したバンドメンバー7人のイメージと、東京厚生年金会館での記録という説明文
動き出す前の音。ここは独特な歌い方の出発点であって、到達点ではありません。

ここからは1作目を細かく見ます。

編成が特殊なので、そこを知ると音の正体が見えてきます。

3-1. 録音は1980年8月26日

Bourbonから出た2枚組で、品番はBMC-7010〜11。

見開きジャケットに歌詞入りのインナースリーブが付く仕様です。

録音されたのは1980年8月26日、東京厚生年金会館の大ホールでの公演でした。

全15曲で約1時間18分。

ディスク1は「イントロダクション」「テンダー・ナイト」「お元気ですか」「ムーン・シャイン」「大阪で生まれた女」「泣くだけ泣いたら」「ララバイ」「砂時計」「今夜きりさ」の9曲で約42分。

ディスク2は「ぐでんぐでん」「ラストダンスは私に」「コンクリート・ジャングル」「流れるままに」「ルーシー」「ローリング・オン・ザ・ロード」の6曲で約36分です。

発売年は資料によって1980年と1981年の両方が使われています。

レーベル側の商品情報ではオリジナル発売年1980年、批評や特集記事では1981年と記載されることが多い。

中古で年号が食い違って見えたときは、品番で照合するのが確実ですよ。

3-2. ツインギターとツインドラム

ドンファン期の編成を説明する解説画像。ドラム2台とギター2本という構成と、重厚な土台という要点を後ろ姿の歌手のイメージに重ねている
ドラム2台という構成が、走っているのに前へ転ばない土台を作っています。

この時期のバンドはDonjuan Rock’n Roll Band名義。

ギターにフラワー・トラヴェリン・バンドの石間秀機と、井上堯之バンドにいた速水清司。

キーボードにザ・ハプニングス・フォーの篠原信彦、ベースに林正之。

日本のニューロックを支えた面々です。

そして編成の核心がツインギターに加えてツインドラムだったこと。

1980年のツアーには田中清司と原田裕臣がドラムで参加し、1981年1月の日劇ウェスタンカーニバル出演まで行動を共にしたと記録されています。

ドラマーを2人並べるのはショーケン本人の考えだったと語られています。

ここで面白いのが人の流れです。

速水清司と田中清司が在籍した井上堯之バンドは1980年1月に解散しました。

その半年後にドンファンのスタジオ盤が出ている。

1つのバンドが終わった熱が、そのまま別の形で立ち上がったと考えると、この編成の必然が見えてきます。

ただし注意点があります。

中古LPの出品情報で見られる盤面のクレジットでは、ドラムが田中清司の1名のみ記載されている例があります。

ツアー編成と、この盤に記載された名義が完全に一致するとは言い切れません。

どの曲で2セットが鳴っているかは、盤の解説で確認するのが確実です。

3-3. 崩し始めた歌が一本調子に響く理由

歌の話に入ります。

1979年の『熱狂雷舞』では、まだ地声で元のメロディに忠実に歌っていたと指摘されています。

それが『DONJUAN LIVE』になると崩しが入り、ファルセットの比率も上がる。

あの独特な歌い方はここから始まったわけです。

ところが、始まったばかりということは型が少ないということでもあります。

「テンダー・ナイト」でも「今夜きりさ」でも、崩す角度と声を張る位置がほぼ同じ。

歌い手の感覚で言うならまだ手札を数枚しか使っていない状態です。

だから編成は重いのに、全体としては静かに聞こえる。

勢い一発の盤だと期待して買うと、肩透かしを食らう可能性があります。

ただ、私には例外が1曲あります。

「泣くだけ泣いたら」です。

ここで作られた入り方、溜め方、落としどころが、そのあとのショーケンにとってこの曲の基準になっていったように聞こえます。

型が少ない時期に、いちばん長く使う型を1つ掘り当てているわけですね。

しかも1985年版は、その基準を受け継いだうえで11分まで伸ばし、歌謡曲の匂いを完全に脱いだロックの曲として立たせています

正直、この曲だけは甲乙つけがたい。

日によっては1985年版のほうが絶品だと思う日もあります。

ここに気づくと、この盤の位置がぐっと変わります。

それでも「ローリング・オン・ザ・ロード」の下から押してくる圧は圧倒的です。

手数を倍にして埋めるのではなく、拍の重心をわずかにずらして厚みを作る。

走っているのに前へ転ばないのは、この土台があるからですよ。

4. 『ANDREE MARLRAU LIVE』の中身

続いて1985年です。

同じ人が同じ曲をやっているのに、別の音楽になっている。

その理由を見ていきます。

4-1. これが最後かと銘打たれた夜

アナログ盤はBourbonの20BLC-3005〜6として1985年に登場。

2枚組で全15曲、約1時間41分です。

録音は1985年8月24日、よみうりランドのオープンシアターEAST。

この公演、実は「WHAT’S? LAST LIVE!! これが最後か!!」と銘打たれた興行でした。

もう終わるかもしれないという看板を自分で掲げて立ったステージ。

背水の陣という言葉がそのまま音になっています。

ディスク1は「イントロダクション」「HE IS COMING(ショーケン・トレイン/9月25日吉日、友の結婚)」「GOD BLESS YOU(去年の暮れ-予感)」「AH! Ha!」「DON’T YOU KNOW(PM10時すぎ逢いたくて)」「BE MY BABY」「SOME DAY’S NIGHT(54日間、待ちぼうけ)」「鈴虫(九月朝、母を想い)」「ムーン・シャイン」の9曲で約51分。

ディスク2は「ハロー・マイ・ジェラシー」「泣くだけ泣いたら」「テンダー・ナイト」「どうしようもないよ」「Thank You My Dear Friends(58年9月、お世話になりました)」「さよなら」の6曲で約49分です。

この2曲目、後年は「ショーケン・トレイン」と呼ばれるようになった曲です。

1990年のシアターコクーン公演でも序盤に置かれ、晩年のライブ盤のタイトルにもこの言葉が使われました。

呼び名を変えながら最後まで残った曲ということですね。

1985年版はその原型に近い姿で、走り出しの勢いがそのまま入っています。

4-2. バージョンアップした編成

アンドレ・マルロー・バンドは、ドンジャンの数人にミッキー吉野らを加えて作り替えたバンドだと説明されています。

顔ぶれは井上堯之と速水清司がギター、ミッキー吉野がキーボード、渡辺建がベース、樋口晶之がドラム、菅原裕紀がパーカッション、鈴木明男がサックス。

ベースの渡辺建はフュージョン・バンドのプリズムで活動した人。

サックスの鈴木明男は柳ジョージ&レイニーウッドでも吹いていた人です。

つまり『熱狂雷舞』の背後にいた音と、ドンファン期の音と、ゴダイゴ由来の鍵盤が1つのステージに集まった形。

厚みの作り方が、打楽器の数から和音と管の密度へ移ったと考えると分かりやすいですよ。

4-3. 動き切った歌の中身

1985年のアンドレ・マルロー期の演奏を説明する解説画像。歌手とギタリストが密着して熱演するイメージに、バンドと客席の往復という要点を重ねている
バンドが煽り、客席が返し、歌がもう一段上がる。この往復が長尺の理由です。

ディスク2は6曲で約49分。1曲あたり8分を超えます。

「泣くだけ泣いたら」は11分を超える長さ。

長い理由は、間を取って聴かせているからではありません。

逆で、熱が上がりきるまで終わらせないから長いんです。

バンドが煽り、客席が返し、それを受けて歌がもう一段上がる。

その往復が続きます。

歌の中身も別物です。

同じフレーズを二度と同じ形で歌わず、崩しの角度が毎回変わる。

声を掠れさせながら音量を落とさない箇所もあります。

1980年版と並べれば、手札が何倍にも増えたことがはっきり分かります。

4-4. 本人が生涯最高と振り返った公演

本人が自著で生涯最高の出来だったと振り返った事実を伝える解説画像。ステージに膝をついて歌う歌手のイメージを下部に配置
聴き手が持ち上げているのではなく、歌った本人が到達点だと認識していた公演です。

ここが決定的です。

萩原健一は自著『ショーケン 最終章』で、この夜を「生涯最高の出来だった」と振り返っています。

2008年の自伝でも、ロック歌手として最も声量とパワーがあった時期として当時を語っています。

聴き手が勝手に持ち上げているのではなく、歌った本人が到達点だと認識していた。

だから私はこの盤を最高傑作と呼びます。

あなたも聴けば、あの11分でその意味が分かるはずですよ。

5. 2枚の違いを表で確かめる

1980年のDONJUANと1985年のANDREEを、編成・歌・状態の3項目で左右に並べて比較した解説画像
5年でここまで変わります。編成の違いより、歌の手札の増え方に注目してください。

ここまでを買う側の材料として並べます。

共通曲は「泣くだけ泣いたら」「テンダー・ナイト」「ムーン・シャイン」の3曲。

この3曲を並べるのが、いちばん手っ取り早い比べ方です。

スマートフォンでは横にスクロールしてご覧ください。

項目『DONJUAN LIVE』『ANDREE MARLRAU LIVE』
録音1980年8月26日/東京厚生年金会館1985年8月24日/よみうりランドEAST
アナログ品番Bourbon/BMC-7010〜11Bourbon/20BLC-3005〜6
構成2枚組・全15曲・約78分2枚組・全15曲・約101分
編成ツインギター+ツインドラムギター2本に鍵盤、管、打楽器を加えた大編成
主な奏者石間秀機、速水清司、篠原信彦、林正之、田中清司、原田裕臣井上堯之、速水清司、ミッキー吉野、渡辺建、樋口晶之、菅原裕紀、鈴木明男
歌の状態崩し始めたばかりで型が少ない崩し方が多彩で自在
全体の印象土台は重いが静最高到達点の動
映像作品公式カタログでは確認できないBlu-ray/DVDあり(全8曲・約55分)
2015年のSHM-CDTKCA-10167TKCA-10169

6. 2枚のあいだに起きたこと

5年の差には音楽以外の事情も関わっています。

ここは確認できる事実と、私の受け取り方を分けて書きます。

6-1. インド公演から武道館へ

1983年1月、萩原健一はインドのカルカッタでチャリティコンサートを行っています。

同月21日にはハウンド・ドッグとジョー山中を前座に迎えた日本武道館公演。

これらの音源が『SHANTI SHANTI LIVE』になりました。

アンドレ・マルロー期のステージに「フラフラ」が残っているのは、この流れの続き。

点ではなく線でつながっているのが分かる部分です。

6-2. 逮捕と活動停止という事実

1983年の逮捕と活動停止という経緯を説明する解説画像。警察官に囲まれて歩く男性のイメージを白黒で配置している
経緯は事実として押さえ、そこから歌がどう変わったかは聴いた印象として分けて書いています。

一方で1983年4月20日、大麻不法所持で逮捕され、懲役1年・執行猶予3年の判決を受けて約1年の活動停止となりました。

翌1984年には飲酒運転による人身事故を起こし、業務上過失傷害罪で逮捕されています。

この時期の飛んだパフォーマンスが大麻の力を借りたものだったことは、後に本人が語っています。

ここから先の「だから歌がこう変わった」という話は、音を聴いた私の受け取り方にすぎません。

逮捕された出来事を武勇伝として扱う意図はなく、薬物の使用を肯定する意図もまったくありません。

事実と解釈は分けて読んでください。

6-3. 1984年の内向きから1985年の開放へ

1984年の『THANK YOU MY DEAR FRIENDS LIVE』は、倉庫での無観客録音という特殊な形でした。

あの頃はMTVが全盛で、映像に合わせて口を動かす見せ方が当たり前になっていた時期。

ショーケンもその流儀を意識していたのだろうと思います。

◆TAKUの耳が引っかかった点

ここから先は資料の話ではなく、私が繰り返し聴いて受け取ったことです。
この作品、歌そのものが噛み合っていません。

彼の武器はその場の呼吸で節を崩すことなのに、録っておいた歌に口を合わせようとすれば、崩し方が毎回違うので合うはずがない。

結果として、生の地声と録音済みの声が二重に聞こえてしまう瞬間があります。
消化不良のまま終わってしまった作品、というのが私の受け取り方です。

だからこそ翌年の落差が効きます。閉じた場所で、しかも自分の歌い方と噛み合わない方法を試した1年後に、野外の大きなステージへ出て、崩しを全部その場でやり切った。
手法を捨てて生身に戻ったわけですね。

1985年の音から私が受け取るのは、痛みを抱えた細い声ではありません。
まったく逆で、声は容赦なく前に出てきます。
閉じたあとに、思い切り開いた。そう聞こえます。

7. 映像作品と組み合わせる

1985年公演には映像作品が残っていることを伝える解説画像。上体を大きく折って歌う歌手の白黒イメージと、歌と体の動きが直結するという要点
声がどこで前に出て、どこで崩れるのか。その理由は映像を見ると腑に落ちます。

アンドレ・マルロー期を選ぶなら、映像の話は避けられません。

ここが2作の決定的な差になっています。

7-1. Blu-rayとDVDの基本情報

1985年の動くショーケンを見るならこちら。

全8曲・約55分、監督は高橋伴明です。

『萩原健一’85 ANDREE MARLRAU LIVE』Blu-rayを見る

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CDだけでは見えない、動くショーケンがここに

萩原健一’85 ANDREE MARLRAU LIVE【Blu-ray】 [ 萩原健一 ]

1985年8月24日、よみうりランドEASTでの公演を収めた映像作品。全8曲・約55分、監督は高橋伴明。CD未収録の「シャ・ラ・ラ」「フラフラ」もここで見られます。

※価格・在庫は変動します。最新情報は各販売ページでご確認ください。

ツインドラム編成が鳴っている姿を見たい人は、ドンジャン期の武道館公演がこちらです。

『’83 SHANTI SHANTI BUDOKAN LIVE』Blu-rayを見る

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ツインドラム編成が動いている姿を見られる一本

KENICHI HAGIWARA’83 SHANTI SHANTI BUDOKAN LIVE【Blu-ray】 [ 萩原健一 ]

1983年1月21日の日本武道館公演。ドンジャン・ロックンロール・バンドを従えたステージが映像で残っている、数少ない記録です。

※価格・在庫は変動します。最新情報は各販売ページでご確認ください。

ここで大事な点を1つ。

1983年1月21日の武道館公演は、ドンジャン・ロックンロール・バンドを従えたステージです

ドンジャン期は1980年から足掛け4年続き、『SHANTI SHANTI LIVE』はその集大成のライブ盤として語られています。

つまりドンジャン期の動く姿は、この’83年の映像で見られるわけですね。

ただし、『DONJUAN LIVE』になった1980年8月26日の公演そのものの公式映像は確認できません。

音源の相手役となる映像が無いのは、この作品を選ぶ側にとってやはり弱点です。

7-2. 映像とCDの曲目はこう違う

CDと映像の収録曲数の違いを示した解説画像。CDが15曲、共通が6曲、映像が8曲という数字と、両方揃って1つの夜になるという説明
CDだけの曲が9曲、映像だけの曲が2曲。買う前にこの数字を確認してください。

ここが最重要です。

映像の収録は全8曲。

「シャ・ラ・ラ」「鈴虫(九月朝、母を想い)」「Be My Baby」「Someday’s Night(54日間、待ちぼうけ)」「ハロー・マイ・ジェラシー」「テンダー・ナイト」「フラフラ(OM SHANTI OM)」「さよなら」という並びです。

CDの2枚組と重なるのは6曲。

映像だけで見られるのは「シャ・ラ・ラ」と「フラフラ(OM SHANTI OM)」の2曲です。

逆にCDだけに入っているのは9曲で、「イントロダクション」「HE IS COMING(ショーケン・トレイン)」「GOD BLESS YOU」「AH! Ha!」「DON’T YOU KNOW」「ムーン・シャイン」「泣くだけ泣いたら」「どうしようもないよ」「Thank You My Dear Friends」がそこに含まれます。

つまり量で言えば、この夜の記録の本体はCDのほうです。

映像だけを買うと、11分の「泣くだけ泣いたら」も、締めの「Thank You My Dear Friends」も手に入りません。

あの2曲が抜けた1985年は、まだ半分ですよ。

それでも映像を勧める理由は2つあります。

1つは、音源側に無い「シャ・ラ・ラ」と「フラフラ」が見られること。

もう1つは、この人の場合歌が体の動きと直結しているからです。

声がどこで前に出て、どこで崩れるのか。

その理由が映像を見ると分かる。

音だけでは「なぜここで声が変わるのか」が推測にとどまります。

もう1つ、映像で確かめられることがあります。

’83年の武道館と’85年のよみうりランドを続けて見ると、同じ人がバンドを替えて何をやり始めたのかが目で分かります。

ドンジャン期の武道館では歌が編成の重さと組み合っていますが、’85年は歌が編成を追い越していく。

静から動への移り方は、耳より目のほうが早く納得できるかもしれません。

CDだけの9曲と、映像だけの2曲。両方でこの夜が揃います。

まずCDで全体を掴み、動く姿は映像で。

Blu-ray『萩原健一’85 ANDREE MARLRAU LIVE』(全8曲・約55分)

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萩原健一’85 ANDREE MARLRAU LIVE【Blu-ray】 [ 萩原健一 ]

1985年8月24日、よみうりランドEASTでの公演を収めた映像作品。全8曲・約55分、監督は高橋伴明。CD未収録の「シャ・ラ・ラ」「フラフラ」もここで見られます。

※価格・在庫は変動します。最新情報は各販売ページでご確認ください。

CD『ANDREE MARLRAU LIVE』2枚組(全15曲・約101分

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本人が「生涯最高の出来だった」と振り返った夜

萩原健一/ANDREE MARLRAU LIVE (初回限定)【CD】

1985年8月24日、よみうりランドEASTでの公演を収めた2枚組。全15曲・約101分、11分を超える「泣くだけ泣いたら」を収録しています。

※価格・在庫は変動します。最新情報は各販売ページでご確認ください。

販売サイトの商品情報では、この映像の曲目として8曲以外の題名が並んでいる場合があります。ただ、それらは独立した1曲として演奏されたものではなく、歌の途中に引き込まれた断片や、歌詞に出てくる言葉に由来するものと考えられます。買う前に曲数を数えるときは、公式が示している全8曲という数字を基準にしてください。

7-3. 買う前に確かめたい点

弱点も正直に書きます。

Blu-ray化の際はレア映像や詳しい解説を含む決定版として案内されましたが、購入者の声には旧DVDと大きく変わらないという指摘もあります。

すでにDVDを持っている人は、画質の向上をどこまで評価するかで判断が分かれるところ。

収録は約55分で、フルコンサートの完全収録ではありません。

再生機器との規格の相性も、買う前に確かめておくと安心ですよ。

8. どの版で買うか

配信で聴く、版を選ぶ、映像を足すという3段階の購入手順を番号付きの枠で示した解説画像。演奏中のバンドのイメージを背景に使用
この順番なら金銭的な失敗はほぼ避けられます。まず配信で確かめるのが安全です。

作品が決まったら版の選択です。

同じタイトルでも作られ方が違うので、ここを押さえると買い直しを避けられます。

8-1. 2015年のSHM-CD紙ジャケ盤

ここでひとつ補足します。

SHM-CDは素材の透明度を上げた規格として売られましたが、同じマスターから同じ工程で作られている限り、CDは誤り訂正が働くので読み出されるデータそのものは通常盤と変わらないと考えられます。

この盤の実質的な価値は、素材ではなく紙ジャケ仕様と完全限定生産という点にあります。

音を聴くことが目的なら、無理に高値で追う必要はありませんよ。

現行の基準になっているのが、2015年7月15日発売のSHM-CD紙ジャケ盤。

『DONJUAN LIVE』はTKCA-10167、『ANDREE MARLRAU LIVE』はTKCA-10169です。

同日に『熱狂・雷舞』『SHANTI SHANTI LIVE』『THANK YOU MY DEAR FRIENDS LIVE』も出ました。

バーボン期の音源を全20タイトル復刻する企画の一部でした。

ただし完全限定生産です。

公式ショップでは販売が終了しており、いまは中古が中心。

発売時の定価と現在の実勢価格は別物と考えてください。

金額は変動しますから、購入前に複数の販売店で確認しましょう。

8-2. 2007年前後の紙ジャケ盤

それ以前には、24ビット・デジタルリマスタリングを施した紙ジャケの限定盤があります。

『DONJUAN LIVE』はTKCA-73292などの番号で流通しました。

大事なのは、リマスターは音が良くなる作業ではなく音が変わる作業だということ。

新しいほうが音量が大きいから優れている、という判断は成立しません。

どのマスターから、どの工程で作られた版なのかで見るほうが実際に近いです。

ライブ盤は会場の空気が濃く入るので、ノイズ処理の加減で客席との距離感まで変わります。

8-3. オリジナルのアナログ2枚組

当時の鳴り方を味わいたいなら、アナログを探す道も。

どちらも見開きジャケットで、歌詞の入ったインナーが付くのが基本仕様です。

日本盤なので帯の有無が評価を大きく左右します。

中古で狙うなら、盤の状態表記より先に付属品を確認してください。

盤面がきれいでも帯や解説が欠けている例は珍しくありません。

版を確かめてから状態を見るという順番が失敗を減らします。

8-4. ライブ盤5作をまとめたBOX

効率よく揃えたい人向けに、バーボン期のライブ盤5作品をCD9枚に収めたボックスも組まれていました。

『熱狂雷舞』2枚、『DONJUAN LIVE』2枚、『SHANTI SHANTI LIVE』2枚、『ANDREE MARLRAU LIVE』2枚、『THANK YOU MY DEAR FRIENDS LIVE』1枚という構成です。

比較したい人には理想的な形ですね。

ただし販売終了になっている店もあり、いつでも買えるとは限りません。

取り扱い状況は必ず確認してください。

8-5. 配信で試してから決める

いきなり中古に手を出す必要はありません。

主要な配信サービスでは両作を確認できる状況が続いています。

まず通して聴き、気に入った作品の版を選ぶ。

この順番なら金銭的な失敗はほぼ避けられます。

ただし配信は、地域と期間を限った許諾のもとで成り立つ仕組みです。

権利の更新や権利者の判断で内容が変わることもあります。

ここに書いたことも記事執筆時点の状況ですから、最新は各サービスの画面で確かめてくださいね。

9. この先へ進みたい人へ

2枚を聴き終えたあと、次に手を伸ばすと面白いものを挙げます。

ここまで来ると、彼の声の変化そのものが作品になってきます。

9-1. 1990年のシアターコクーン公演

アンドレ・マルロー・バンドはその後も続き、ブラック&マルロー・バンドと名前を変えました。

1990年9月、渋谷のBunkamuraシアターコクーンで15日間の連続公演を行い、その映像が『ロックコンサート -R-』として残っています。

2022年12月7日にBlu-rayで発売され、品番はMHXL-128、全12曲で約81分。

当時40歳です。

ここでの声は、80年代の全盛期ほどの出力ではないと評されています。

掠れも出ています。

ただ後半へ進むほど強度が上がっていく。

出力が落ちた分を表現で埋めていく過程が記録されていて、歌う人間には別の意味で刺さりますよ。

1990年の15日間連続公演を収めた映像です。

2022年に初めてデジタル化され、全12曲・約81分。

声の出力が落ちた分をどう埋めていくのか、その過程が記録されています。

Blu-ray『ロックコンサート -R-』を見る

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30年以上を経て初めてデジタル化された1990年

ロックコンサート -R-【Blu-ray】 [ 萩原健一 ]

渋谷Bunkamuraシアターコクーンでの15日間連続公演を収めた映像。全12曲・約81分。声の出力が落ちた分を表現で埋めていく過程が記録されています。

※価格・在庫は変動します。最新情報は各販売ページでご確認ください。

9-2. 裏声を封印した最後のツアー

晩年の話も書いておきます。

ファルセットに頼り続けた結果、裏声を出す部分に肉がついてしまったと本人が語っていました。

地声が弱くなり、2000年代以降のライブはそこと折り合いをつけられたかどうかで出来が分かれたようです。

そして最後のツアーでは、あの裏声唱法を封印して中音域まで地声で歌いきったと伝えられています。

2018年5月4日のビルボードライブ東京公演が最後の東京公演。

歌い手として、この選択の重さは想像するだけで胃が痛くなります。

10. 買って後悔しやすい落とし穴

良い点だけ並べても役に立ちません。

つまずきやすい部分を書きます。

10-1. 完全限定生産という言葉の重さ

2015年の完全限定盤CDの中古価格に関する注意を示した解説画像。口を大きく開けて歌う歌手のイメージと、焦って高い版を掴む必要はないという要点
内容の評価と現在の価格は別物です。相場は変動するので購入前に販売店で確認してください。

2015年のSHM-CD盤は追加生産が予定されていない企画でした。

だから市場在庫が尽きれば中古のみになり、内容の評価とは別の理由で価格が動きます。

ここで冷静になってほしいんです。

音を聴くだけなら配信でも以前のCDでも同じ公演。

高い版を買うことと、良い体験をすることは別です。

焦って相場の上振れを掴む必要はありません。

まず今の相場を自分の目で見てください。

想定より高ければ、配信や以前のCDで内容は同じ公演が聴けます。

SHM-CD盤の現在価格を確認する

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現行の基準になっている2015年の紙ジャケ盤

CD / 萩原健一 / ANDREE MARLRAU LIVE (SHM-CD) (紙ジャケット) (完全限定生産盤) / TKCA-10169

2015年7月15日発売、2枚組・全15曲・約101分。完全限定生産のため流通は限られます。相場を確認してから判断してください。

※価格・在庫は変動します。最新情報は各販売ページでご確認ください。

10-2. 同名の再発とオリジナルの混同

バーボン期の作品はタイトルがそのまま何度も再発されています。

写真だけで判断すると、紙ジャケの再発盤をオリジナルと思い込むことになりがち。

手がかりは発売年、品番、クレジット、アナログなら内周の刻印です。

出品情報にこれらが書かれていない場合は、質問してから買うほうが安全ですよ。

それに、整った歌を求める人にはこの2枚はそもそも向きません。

音程が揺れる箇所もあるし、MCも荒い。

崩れながら押し切る歌を面白がれるかどうかが分かれ目です。

10-3. 萩原健一のライブ盤に関するよくある質問(FAQ)

最初の1枚はどちらがいいですか?

『ANDREE MARLRAU LIVE』を勧めます。崩し方が完成しており、バンドの厚みも歌の勢いも最高水準。本人も自著でこの夜を生涯最高の出来だったと振り返っています。しかも映像作品があるので、音と姿の両方で味わえますよ。『DONJUAN LIVE』は歌の変化を追う楽しみが中心なので、2枚目以降が向いています。

ドンファン期の映像作品はありますか?

あります。1983年1月21日の武道館公演はドンジャン・ロックンロール・バンドを従えたステージで、『’83 SHANTI SHANTI BUDOKAN LIVE』として映像化されています。DVDが2006年、Blu-rayが2015年の発売です。ツインドラム編成が動いている姿を見たいなら、これがいちばん近い選択になりますよ。ただし『DONJUAN LIVE』になった1980年8月26日の公演そのものの映像は確認できないので、あの盤に限っては音源で味わうことになります。

CDと映像は同じ内容ですか?

違います。CDは2枚組で全15曲・約101分、映像は全8曲・約55分です。重なるのは6曲で、映像だけにあるのは「シャ・ラ・ラ」と「フラフラ(OM SHANTI OM)」の2曲。逆にCDだけにあるのは9曲で、11分に及ぶ「泣くだけ泣いたら」や締めの「Thank You My Dear Friends」もそちらに入っています。曲の数で言えばCDが本体ですから、まずCDを買い、動く姿を見たくなったら映像を足す順番がおすすめですよ。

SHM-CD盤は今でも買えますか?

完全限定生産だったため、公式ショップでの販売は終了しています。いまは中古が中心で、価格は状態や付属品で大きく動きます。まず配信や以前のCDで内容を確かめ、そのうえで必要かを決めるのが賢い順番。金額は変動しますので、購入前に販売店で確認してください。

『熱狂雷舞』とは何が違いますか?

1979年の『熱狂雷舞』は柳ジョージ&レイニーウッドがバックで、まだ地声で元のメロディに忠実に歌っていたと指摘されています。ドンファン期から崩しとファルセットが増え、アンドレ・マルロー期で自在になる。3枚を順に聴けば、歌い方が変わっていく過程がそのまま追えます。

10-4. まとめ

『DONJUAN LIVE』と『ANDREE MARLRAU LIVE』は、5年の差がそのまま音になった2枚です。

前者はツインドラムの重い土台を持ちながら、歌がまだ動き切っていない静の記録。

後者は崩し方が完成し、バンドと客席ごと動いていく到達点。

どちらを先に聴くかで、この人の印象は変わってしまいます。

だからこそ、まずはアンドレ・マルロー期から。

そして映像まで手に入れたとき、この公演は一気に別格のものになります。

そのうえでドンファン期へ戻ると、5年でここまで変わるのかと驚けるはずですよ。

  • 1枚目は『ANDREE MARLRAU LIVE』、CDと映像をセットで
  • 『DONJUAN LIVE』はツインドラムの土台と崩し始めの歌を味わう1枚
  • 共通曲の「泣くだけ泣いたら」「テンダー・ナイト」「ムーン・シャイン」を比べる
  • 2015年のSHM-CD盤は完全限定生産で現在は中古中心
  • 中古は盤の状態より先に版と付属品を確認する
記事の締めに使う解説画像。汗をかいて笑う歌手のイメージに、まず1985年版の『泣くだけ泣いたら』を体感せよという呼びかけを配置
聴く順番に迷ったら、1985年版の「泣くだけ泣いたら」から入ってみてください。

なお、この記事の価格、在庫、配信に関する記載は執筆時点のものです。相場も取り扱いも変わりますので、購入前に販売店や各サービスの公式情報を必ず確認してください。

熱は、まだ終わらない。

40年前の夏の夜の声が、いまも耳の奥で動き回っているのだから。

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この記事を書いた人

はじめまして!
\ ブログ「ジェネレーションB」管理人の「TAKU」です /
今年で還暦を迎える50代後半、ブロガーとして活動しています。
これまでの人生で培ってきた情熱をベースに、大人が本気で熱中できる2つのテーマに絞って情報を発信中です。

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ローリング・ストーンズなどのクラシックロックやパンクの話題を中心に。自身のロックバンド「Junky Merry」でのボーカル・作曲活動や、Suno AIなどを活用した現代ならではの音楽制作の裏側もお届けします。

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