明日の興行は「異質」であり「極上」だ。 かつては“イロモノ”扱いされかねなかったキックボクサーの転向組が、わずか8戦目で世界戦の舞台に立つ。
しかも相手は、あの井上家の次男・拓真だ。
前日計量を終え、いよいよゴングが鳴る。
サウジアラビアでの次なる戦いに向けて牙を研ぐ中谷潤人の動向も含め、決戦直前の最新情報をファン目線で整理しよう。
時は来た。 https://t.co/ivjw6jOgCY
— 井上尚弥 Naoya Inoue (@naoyainoue_410) November 23, 2025
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🔥 井上尚弥「時は来た。」この4文字の重み
本日行われた前日計量。
両者ともリミットを100g下回る53.4kgで一発クリアした。
私が注目したのは、計量後の井上兄弟のSNSでのやり取りだ。
拓真が「いよいよ明日 みんなで勝つぞ🔥」と投稿したのに対し、兄・尚弥が引用ポストで放った言葉はたった一言。
「時は来た。」
この言葉に震えたファンは多いはずだ。
これは単なる弟への応援ではない。
「井上家としての覚悟」であり、那須川天心という才能に対する「査定完了」の合図にも聞こえる。
大橋会長が「体が違う。本当にいい練習をしてきた」と太鼓判を押す通り、拓真の仕上がりは過去最高レベルに見える。
世界ユース王者の堤麗斗らとスパーを重ね、対サウスポー、対スピード対策は万全だろう。
世間の予想(オッズ)は天心有利(64%)に傾いているらしいが、ボクシングの奥深さを知る者としては、拓真の「相手の良さを消す技術」と「12ラウンドのキャリア」が、天心のスピードをどう封じ込めるかが見ものだ。
拓真は「前回(堤聖也戦)とは全てが違う」と言い切った。その言葉を信じたい。
📺 観戦ガイド:地上波放送はナシ!Prime Video独占
古参ファンには寂しいが、今回も地上波放送はない。
Amazon Prime Videoでの独占ライブ配信だ。
17:00配信開始で、メインの天心vs拓真はおそらく20:00前後になるだろう。
違法サイトでの視聴など論外だ。
この歴史的一戦、画質も安定した正規の配信で、瞬き厳禁の攻防を目に焼き付けよう。
アンダーカードには中野幹士vsライース・アリームという、通好みの好カード(IBFフェザー級挑戦者決定戦)も組まれている。ここも見逃せない。
🇺🇸 中谷潤人、LAで週4回のスパー敢行中
日本が決戦ムードに包まれる中、もう一人の怪物は米国で静かに、しかし激しく燃えている。
12月27日のサウジアラビア決戦(vsセバスチャン・エルナンデス)に向け、中谷潤人は現在ロサンゼルス合宿中だ。
驚くべきは、週4日というハイペースでスパーリングを行っている点。
「パフォーマンス的にSバンタムの方が良い」と語る通り、減量苦から解放された中谷のパワーは増しているはずだ。
主要4団体全てでトップランカー(WBC1位)となり、来年5月の「井上尚弥戦」への包囲網は完成しつつある。
応援グッズの販売も開始されたようだが、彼が本当に欲しいのはグッズの売上ではなく、モンスターの首一つだろう。
結論:明日は日本ボクシングの分水嶺
明日の天心vs拓真の結果次第で、バンタム級の勢力図、ひいては日本ボクシング界の未来が大きく変わる。
「スピードの天心」が世界を掴むのか、「キャリアの拓真」が厚い壁となるのか。
そして、その先に待つ中谷潤人や井上尚弥はどう動くのか。
全ての答え合わせは、明日のリングの上にある。
準備はいいか?時は来た。
その視線が交錯する瞬間を、固唾をのんで見守ろう。





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