こんにちは。ジェネレーションB 、運営者の「TAKU」です。
キース・リチャーズのテレキャスター奏法を調べているあなたは、たぶん単に使用ギターを知りたいだけではなく、あの乾いたリフ、ザクッとしたコード感、独特のグルーヴを自分のギターでも鳴らしたいのではないでしょうか。
ここ、気になりますよね。
キースリチャーズのオープンG、キースリチャーズの5弦、キースリチャーズのチューニング、キースリチャーズのコード、Start Me Upの弾き方、Brown SugarのオープンG、Honky Tonk WomenのオープンG、ミカウバーのテレキャスター、キースリチャーズのピックアップ、キースリチャーズの弦ゲージ、キースリチャーズの音作りまで、この記事では実際に何をどう見ればキースらしさに近づけるのかを整理していきます。
結論から言うと、キースっぽさの中心は速弾きではありません。
本記事では、チューニングやコードフォームといった「弾き方」のコツから、キースの音に近づくための具体的な弦の選び方やアンプ設定までを網羅しました。
最後まで読めば、あなたの手持ちのギターでも、あの「ストーンズの鳴り」を響かせることができるはずです。
キースの魅力はギターだけでは語りきれません。
しゃがれた声やボーカル曲から彼のロックンロール観を掘り下げたい方は、キース・リチャーズのボーカル曲特集もあわせて読むと、彼の人間味まで見えてきます。

5弦オープンG、シンプルなコードフォーム、右手のタメ、そしてテレキャスターの乾いた響き。この組み合わせを理解すると、ストーンズのリフが一気に立体的に見えてきます。

この記事でわかること
- 5弦オープンGの仕組み
- キース風コードとリフの考え方
- ミカウバーの仕様と音作り
- 代表曲で練習する順番
1. キース・リチャーズのテレキャスター奏法
まずは、キース・リチャーズのテレキャスター奏法を支えている土台から見ていきます。
ポイントは、テレキャスターそのものよりも、5弦オープンGでどうコードを鳴らすかです。
ここを押さえると、「Start Me Up」や「Brown Sugar」のリフがただのコード移動ではなく、リズムそのものとして聴こえてきます。
1-1. キースリチャーズのオープンG
キースリチャーズのオープンGは、ストーンズらしいリズムギターを理解するうえで避けて通れないテーマです。
通常のオープンGは、6弦側からD、G、D、G、B、Dに合わせます。
開放弦を鳴らすだけでGコードになるので、1本指のバレーだけでメジャーコードを横移動できるのが大きな特徴です。
ただ、キースの場合はここからさらに一歩進みます。
低音側の6弦を外して、5弦からG、D、G、B、Dという並びにするのが有名なスタイルです。
つまり、オープンGではあるけれど、実際には5弦オープンGとして運用しているわけですね。
このチューニングのうまいところは、コードを押さえる難しさを減らしながら、音の塊に独特の荒さと明るさが出ることです。
指1本でジャランと鳴らすだけでも、普通のレギュラーチューニングでは出にくい、少しルーズで粘るような響きになります。
キース風の第一歩は、難しいフレーズを覚えることではなく、オープンGの鳴り方に耳を慣らすことです。
開放弦が勝手に響く感覚をつかむと、リフとコードの境界がかなり曖昧になってきます。
ブルースからロックへつながるオープンチューニングの流れをもう少し広く知りたい場合は、ジェネレーションB内のロバート・ジョンソンの伝説とブルースギターも参考になるかなと思います。

キースが影響を受けた古いブルースの空気感がつかみやすいです。
1-2. キースリチャーズの5弦
キースリチャーズの5弦スタイルで大事なのは、単に6弦を外しているという見た目のインパクトではありません。
低音側の余計な響きを消すことで、バンド全体の中でギターが抜けやすくなるところが本質です。
普通の6弦オープンGでは、いちばん低い6弦がDになります。
この音は重くて迫力がありますが、リフによっては少し濁ったり、ベースの帯域とぶつかったりします。
キースはそこを大胆に削って、ギターが低音を支配しすぎないようにしているわけです。
ストーンズのサウンドは、ギターだけで完結しているわけではありません。
ベース、ドラム、もう一人のギター、ボーカルが絡んで、初めてあのグルーヴになります。
だから、キースの5弦は引き算の発想なんですよね。
この考え方は、自宅で一人で弾くと少し物足りなく感じることもあります。
でも、音源に合わせて弾いたり、バンドで鳴らしたりすると、一気に意味が見えてきます。
低音を出しすぎないからこそ、コードのアタックとリズムの跳ね方が前に出るんです。

実際に6弦を外す場合は、ネックの反りやオクターブチューニングが変わる可能性があります。
気になる方は、一度行きつけの楽器店で調整してもらうのがおすすめです。
1-3. キースリチャーズのチューニング
キースリチャーズのチューニングを整理すると、基本は5弦オープンGです。
レギュラーチューニングが6弦側からE、A、D、G、B、Eなのに対して、6弦オープンGはD、G、D、G、B、D。
そこから6弦を外すと、5弦側からG、D、G、B、Dになります。
文字だけだと少しややこしいので、まずは表で見たほうが早いです。

| 種類 | 低音側からの並び | 特徴 |
|---|---|---|
| レギュラー | E-A-D-G-B-E | 一般的な標準チューニング |
| 6弦オープンG | D-G-D-G-B-D | 開放でGコードが鳴る |
| 5弦オープンG | G-D-G-B-D | キース流の代表的な形 |
やり方としては、6弦をD、5弦をG、1弦をDへ下げるのが基本です。
キース流にするなら、さらに6弦を外す、または張ったまま鳴らさないようにミュートします。
最初から弦を外すのが不安なら、まずは6弦を残したままオープンGを試すのがおすすめです。
特に初心者のうちは、チューニングを変えたあとに弦のテンション感が変わるので、強く弾きすぎるとピッチが揺れやすくなります。
ここは焦らず、開放弦の響きとバレーの響きが気持ちよく混ざるポイントを探すといいですよ。
1-4. キースリチャーズのコード
キースリチャーズのコードは、理論的に見るとかなりシンプルです。
5弦オープンGでは、開放弦を鳴らすとG。
5フレットを人差し指でバレーするとC。
7フレットをバレーするとD。
12フレットでまたGに戻ります。
この時点で、G、C、Dというロックンロールの基本コードがかなり簡単に鳴らせます。
つまり、1本指だけで曲の骨格が作れるんです。
ここに中指や薬指で装飾音を足すと、一気にキースっぽい響きになります。

たとえば、5フレットをバレーしてCの響きを作ったあと、4弦を2フレット上、2弦を1フレット上に足すような形です。
これによって、単なるメジャーコードではなく、sus4や6thっぽいニュアンスが混ざった、あのストーンズらしいコード感が生まれます。
キース風コードのコツは、押さえる音を増やすことではなく、必要な瞬間だけ足してすぐ戻すことです。
コードフォームを固定するより、リズムの中で装飾する意識が大事です。
左手は人差し指のバレーが土台、中指と薬指が装飾担当。
右手は全部の弦を均一に鳴らすのではなく、当てる弦と抜く弦を作ります。
この左右のコンビネーションが、キースリチャーズのコードをただの簡単コードで終わらせない理由です。

1-5. 「Start Me Up」の弾き方
「Start Me Up」の弾き方を考えるとき、原曲そのままの細かな音を追うより、まずはオープンGのコードフォームがどう動いているかを見るのが近道です。
あのイントロの気持ちよさは、音数の多さではなく、コードを鳴らすタイミングと装飾音の入れ方にあります。
基本の考え方は、バレーでメジャーコードを鳴らし、そこに2本の指で一瞬だけ色を足すことです。
押さえっぱなしにするのではなく、ハンマリングや軽いプルオフのように動かすと、ただのコードストロークではなくリフっぽく聴こえます。
ここで大切なのが、右手のタメです。
譜面どおりにカッチリ弾くだけだと、なぜかストーンズっぽくならないんですよね。
少し後ろに引っ張るような感覚、でもリズムの芯は外さない感覚。
この微妙なところが、「Start Me Up」らしさの肝です。

練習するなら、最初はテンポを落として、開放弦とバレーコードの響きが濁らないかを確認しましょう。
慣れてきたら、全部を強く弾くのではなく、アクセントを置く場所を変えてみるとかなり雰囲気が出ます。
著作権の関係上、原曲そのままのTABや歌詞はここでは掲載しません。
練習時は正規の楽譜や公式配信、権利処理された教材を確認しながら進めてください。
1-6. 「Brown Sugar」のオープンG
「Brown Sugar」のオープンGは、キースリチャーズのテレキャスター奏法を体感するにはかなり分かりやすい題材です。
リフがコードのようでもあり、コードがリフのようでもある。
まさにキース的なギターの代表例ですね。
「Brown Sugar」を含むストーンズ黄金期の流れをまとめて掴みたい方は、ローリング・ストーンズ奇跡の4年間も読んでみてください。
キースのリフがなぜあの時期に爆発したのか、時代背景込みで見えてきます。

この曲で意識したいのは、バレーコードを横へ動かすだけでも、オープンGなら独特の勢いが出るということです。
レギュラーチューニングで同じような音を探すことはできますが、開放弦の鳴り方やコードのまとまり方はかなり違います。
「Brown Sugar」のようなリフでは、左手のフォームよりも、右手の抜き差しが重要です。
強く弾くところ、軽く触れるところ、ミュート気味に止めるところ。
この差がないと、ただ大きな音でコードを鳴らしているだけになってしまいます。

キースっぽく聴こえる瞬間は、音を出した瞬間だけでなく、音を止めた瞬間にもあります。
この感覚を持つと、「Brown Sugar」のオープンGはかなり楽しくなりますよ。
2. キース・リチャーズのテレキャスター奏法と音作り
ここからは、代表曲、ミカウバー、ピックアップ、弦ゲージ、アンプ設定まで、キース・リチャーズのテレキャスター奏法を音として再現するための要素を見ていきます。
ただし、機材を完全コピーすることが目的ではありません。
大切なのは、なぜその機材や設定がキースのリズムに合うのかを理解することです。
2-1. 「Honky Tonk Women」のオープンG
「Honky Tonk Women」のオープンGは、キース風のリズム感を学ぶうえでかなりいい練習になります。
派手な速弾きではなく、短いフレーズの反復、コードの入り方、音の切り方でグルーヴを作っていくタイプだからです。
この曲でも、基本はオープンGの響きを活かしたコードワークです。
人差し指でバレーしながら、必要なところで装飾音を足し、右手でリズムのノリを作っていきます。
弾いてみると分かりますが、音数自体はそこまで多くありません。
でも、少ない音数だからこそ難しいんです。
タイミングが少し前に突っ込むだけで軽くなり、逆に遅れすぎるとダラッとします。
キースのリズムは一見ラフですが、実はバンド全体の中で絶妙な場所に置かれています。

練習するときは、メトロノームだけでなく、ドラムや音源に合わせて弾くのがおすすめです。
ギター単体で完璧にしようとするより、バンドの中でどう鳴るかを意識したほうが、「Honky Tonk Women」のオープンGらしさに近づきます。
キースの右手のタメや、バンド全体の中でギターがどう鳴っているかを体感するなら、ローリング・ストーンズのライブDVDおすすめ解説も相性抜群です。
映像で見ると、音を出す瞬間より「止める瞬間」の凄さがよく分かります。

2-2. ミカウバーのテレキャスター
ミカウバーのテレキャスターは、キース・リチャーズを語るうえで外せない存在です。
1950年代のFender Telecasterとして知られ、バタースコッチ・ブロンド系のルックス、5弦オープンG仕様、ネック側ハムバッカーなど、かなり個性的な改造が施された一本です。
有名なのは、エリック・クラプトンがキースの誕生日に贈ったとされるエピソードですね。
そこからキースの手により、通常のテレキャスターとは違う方向へ育っていったのがミカウバーです。
仕様としてよく語られるのは、ネック側のGibson PAF系ハムバッカー、ブラスブリッジ、5弦用のサドル、Sperzel系ロックペグなどです。

ただし、ヴィンテージギターの細部は時期や資料によって揺れがあります。
年式やパーツを断定しすぎず、1950年代のテレキャスターをベースにしたキースの象徴的な改造ギターとして捉えるのが自然かなと思います。
ミカウバーの本質は、高価なヴィンテージであることではありません。
5弦オープンGでコードが抜けるように調整され、キースの右手に反応するようなギターになっていることです。
テレキャスター系の歯切れよいサウンドやクランチの質感を別角度から見たい場合は、ジェネレーションBのロンドン・コーリングのギターサウンド解説も相性がいいと思います。

ジャンルは違いますが、乾いたギターの抜け方という点でつながります。
2-3. キースリチャーズのピックアップ
キースリチャーズのピックアップでよく話題になるのは、ミカウバーのネック側に搭載されたPAF系ハムバッカーです。
通常のテレキャスターはフロントもリアもシングルコイルというイメージが強いですが、ミカウバーはフロントに太いハムバッカー系の音を持っています。
これによって、テレキャスターの乾いたアタックに、少し太さと粘りが加わります。
リアだけだと鋭すぎる場面でも、フロントハムがあることでコードに厚みが出るんですね。
一方で、キースの音は決してモダンなハイゲインではありません。
ピックアップの出力で押し切るというより、アンプをクリーンから軽いクランチにして、右手の強弱で荒さを出すタイプです。
だから、ピックアップを交換すれば即キースになる、という話ではないです。
手持ちのギターで近づけるなら、まずはリア寄りの歯切れいい音を基本にして、必要に応じてフロントやミックスを試すのが現実的です。
フロントハム搭載のテレキャスタータイプなら、ミカウバー的な方向には寄せやすいかもしれません。
フロントハムへの改造は、ボディのザグリ(木材加工)が必要になるケースが多いです。
作業はリペアショップのプロに依頼するのが確実です。
2-4. キースリチャーズの弦ゲージ
キースリチャーズの弦ゲージは、5弦オープンGという特殊な使い方とセットで考える必要があります。
よく語られるのは、.011、.015、.018、.030、.042あたりの5弦セットです。
ただし、これはあくまで一般的に紹介される目安であり、時期やギターによって変わる可能性があります。
5弦オープンGでは、通常より低くチューニングする弦もあるため、細すぎる弦だとテンションが緩く感じることがあります。
そのため、少し太めのゲージを使うと、コードを強く弾いたときにも音程が暴れにくくなります。
ただ、太い弦にすれば必ずいいわけではありません。
手の力、ギターのスケール、ナットの溝、ブリッジの調整によって弾き心地は変わります。
特に5弦化する場合は、全体のバランスを見ないと、チューニングや弦高に違和感が出ることもあります。
最初は6弦を張ったままオープンGにして、6弦をミュートする練習から始めるのもアリです。
いきなり専用セットにするより、自分のギターでどんな響きになるか確認できます。
弦ゲージはプレイ感に直結します。
変則的なゲージを張るとナットの溝切り調整が必要になることもあります。
まずは手持ちの弦の組み合わせで試してみるのが良いでしょう。
特にヴィンテージギターや高額な楽器で試す場合は、無理な変更をしないほうが安心です。
【おすすめ】キース風5弦専用に使いやすい弦
ご自身でゲージを組み合わせるのが面倒な場合は、太めのボトムを持つセット弦から6弦を抜いて使うのが一番手軽です。
「アーニーボールのパワースリンキー(11-48)」などは、5弦オープンGにした際もテンション感が保ちやすく、ストーンズらしいジャキッとしたアタックが出やすいのでおすすめです。
2-5. キースリチャーズの音作り
キースリチャーズの音作りでいちばん避けたいのは、歪ませすぎることです。
キースの音は荒いですが、潰れてはいません。

コードの分離感があり、ピッキングの強弱がそのまま出るくらいのクリーンから軽いクランチが基本です。
テレキャスター系のギターに、Fender系のクリーンアンプやクランチサウンドを合わせると、かなり方向性は見えてきます。
ゲインは低めから中程度、低域は出しすぎず、リバーブも控えめ。
コンプレッションも強くかけすぎないほうが、右手のニュアンスが残ります。
音作りの目安
- ギターはテレキャスター系を基準にする
- ゲインは低めから中程度に抑える
- 低域を出しすぎずコードの分離を優先する
- リバーブやコンプは控えめにする
- ピッキングの強弱で荒さを作る
ここで重要なのは、アンプ設定を細かく追い込む前に、右手で音を変えられるかどうかです。
同じ設定でも、軽く弾けばクリーン寄り、強く弾けば少し荒れる。
この幅があると、キースっぽいリズムの表情が出しやすくなります。
キースの音作りは、エフェクターで完成させるものではなく、ギター、アンプ、右手の関係で作るものです。
ここを外すと、高い機材をそろえてもなかなか近づきません。
自宅でキースのクランチを楽しむなら
「自宅に大きな真空管アンプは置けないけれど、あの乾いたクランチが出したい」という方には、Fenderの小型モデリングアンプや、ヘッドホンアンプが非常に便利です。
特に「Fender Mustang Micro」のようなヘッドホンアンプなら、Tweed系アンプのシミュレートが入っており、テレキャスターをつなぐだけで手軽にキース風の極上クランチが楽しめます。ピッキングのニュアンスの練習にも最適です。
2-6. キース・リチャーズのテレキャスター奏法まとめ
キース・リチャーズのテレキャスター奏法は、派手な速弾きや複雑なコード理論ではなく、5弦オープンG、シンプルなバレーコード、2本指の装飾、右手のグルーヴ、そしてテレキャスターの乾いたアタックで成り立っています。
まず押さえたいのは、オープンGの響きです。
5弦からG、D、G、B、Dにすることで、開放弦がコードの一部として鳴り、リフとコードの境界が曖昧になります。
そこに1本指バレーと装飾音を足すことで、Start Me Up、Brown Sugar、Honky Tonk Womenに通じるストーンズらしい感触が出てきます。
さらに「Tumbling Dice」や「Happy」まで含めて、ストーンズの土臭いグルーヴをアルバム単位で味わうなら、『メインストリートのならず者』徹底解説もおすすめです。
5弦オープンGの美味しさが、作品全体の空気とつながって見えてきます。

ミカウバーのようなテレキャスター、フロントハム、ブラスブリッジ、5弦仕様などの機材要素ももちろん魅力的です。
ただ、本当に大切なのは、機材を完全コピーすることではありません。
音数を増やさず、リズムで語ること。これがキースらしさの中心です。
キース・リチャーズのテレキャスター奏法を身につけるなら、まずは5弦オープンGの響きに慣れ、1本指バレー、2本指の装飾、右手のタメを順番に練習するのがおすすめです。
レギュラーチューニングでも雰囲気は出せますが、あの開放弦の鳴りまでは完全には再現しにくいです。
本気で近づけたいなら、まずは6弦を残したままオープンGを試し、必要に応じて5弦仕様を検討する流れが安全かなと思います。

ギターのセッティング変更や改造は自己責任となりますが、迷ったときは信頼できるリペアマンに相談しながら、あなただけのキース・サウンドを探ってみてください。
2-7. 5弦オープンGを導入するメリット・デメリット
キースの奏法を真似て、実際にギターを「5弦オープンG」にする際のメリットとデメリットをまとめました。
ご自身のプレイスタイルに合わせて判断してみてください。

メリット
デメリット
デメリットを解消するには?「オープンG専用機」を持とう
いちいちチューニングを変えたり、6弦を外したりするのが手間に感じるなら、オープンG専用のサブギターを1本用意するのが最もストレスのない解決策です。
高価なヴィンテージである必要はありません。
最近は数万円台で買える「Squier(スクワイヤー)」のテレキャスターでも、十分に歯切れの良いサウンドが鳴ります。
思い切って5弦仕様に改造して、自分だけの「ミカウバー」を育ててみるのもギターの醍醐味です。
昔の名リフを掘ったあとは、現在進行形のストーンズも追いかけたくなりますよね。
最新作の流れを知りたい方は、ローリング・ストーンズ新作『Foreign Tongues』の詳細解説もチェックしてみてください。

2-8. よくある質問(FAQ)
- 6弦をわざわざ外さずに、キースの曲は弾けませんか?
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はい、弾けます。6弦を張ったままのオープンGチューニングにして、弾く際に6弦を親指などで軽く触れてミュート(消音)すれば、5弦オープンGと同じ効果を得られます。まずはこの方法から試すのがおすすめです。
- テレキャスター以外のギターでもオープンGは合いますか?
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十分に楽しめます。ストラトキャスターやレスポールでもオープンGの気持ちよさは体感できます。キース本人もレスポールやES-355、ダン・アーペルなどを曲に合わせて使い分けています。
- オープンGで他のキーの曲を弾く時はどうしますか?
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カポタストを使用することが多いです。例えば「Tumbling Dice(ダイスをころがせ)」や「Happy」などは、オープンGチューニングのギターに4カポ(4フレットにカポタストを装着)で演奏されています。
- アンプはどのモデルを選べばキースの音に近づきますか?
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本人はFenderのTweed Twin(ヴィンテージ)などを愛用していますが、ご自宅で楽しむならFender系のクリーン〜クランチが得意なコンボアンプ(Blues Juniorなど)が適しています。歪みすぎないアンプを選ぶのがコツです。
2-9. 最後に:キースの「グルーヴ」を最短で掴むには?
キース・リチャーズの奏法は、理論や形よりも「右手のタメ」や「リズムのノリ」といった感覚的な部分が大きく影響します。
この記事を読んで「オープンGのコードは分かったけど、どうしても原曲みたいなカッコいいノリにならない…」と感じた方は、プロの視点を取り入れてみるのが一番の近道です。
オンラインのギターレッスンなら、自宅にいながら現役プロの講師に「右手の振り方」や「ピッキングのニュアンス」を直接見てもらうことができます。
ストーンズの曲を課題曲にして教えてもらうことも可能です。
独学で変な癖がついてしまう前に、まずは無料体験レッスンで「自分の右手に何が足りないのか」アドバイスをもらってみてはいかがでしょうか。


