\ ポイント最大11倍! /

【10,000字徹底解説】ザ・ローリング・ストーンズ ファースト・アルバム完全ガイド

ザ・ローリング・ストーンズのファーストアルバム完全ガイド表紙。UK盤とUS盤、モノラルや疑似ステレオの迷いを整理

こんにちは。ジェネレーションB、運営者のTAKUです。

ザ・ローリング・ストーンズのファーストアルバムを調べていると、デビューアルバムなのにUK盤とUS盤で話が分かれたり、The Rolling Stonesという同名表記が多かったりで、ここ、気になりますよね。

この記事では、英国盤のオリジナル盤とアメリカ盤の編集盤、『England’s Newest Hit Makers』の違い、収録曲と曲順、「Tell Me」や「Not Fade Away」、「Mona」、「Route 66」、「Carol」、「Walking the Dog」といった代表曲の位置づけまで、あなたが迷いがちなポイントを一気に整理します。

さらに、モノラルとステレオ、疑似ステレオ、リマスター、SACD、ABKCOリマスター、MONO BOX、紙ジャケット、キングレコードの国内初盤、Nanker Phelge、EPとの違い、ビートルズとの対比まで、検索で出やすい関連ワードもまとめて回収していきます。

この記事でわかること

  • ファーストアルバムはUK盤かUS盤か
  • England’s Newest Hit Makersの違い
  • 収録曲と曲順の全体像
  • モノラルやリマスターの選び方
目次

1. ザ・ローリング・ストーンズ ファーストアルバムの基本情報

【中古】The Rolling Stones (UK) [12 inch Analog]

価格:11338円
(2026/1/14 12:17時点)
感想(0件)

まずは「結局どれがファーストなの?」という混乱を解消します。

英国盤のオリジナル盤を軸に、US盤の編集意図、日本盤(キングレコードの国内初盤)まで、土台を固めていきます。

1-1. デビューアルバムとUK盤

結論:LPの起点は英国盤

ザ・ローリング・ストーンズのファーストアルバムを「アルバム(LP)」として語るなら、基本は1964年の英国盤がスタート地点です。

ここがいわゆるデビューアルバムとして最も参照される“基準点”になります。

検索でたどり着いたあなたが一番モヤっとするのは、「同名タイトルが多い」「US盤もファースト扱いされる」「日本盤の呼び方が独自」みたいな“表記の渋滞”なんですが、まずは起点を英国盤に置くと一気に整理が進みます。

基準点は英国盤1964という整理図。英国盤を起点に米国盤、日本盤、EP盤へ分岐して理解できる
ジェネレーションB イメージ

UK盤は、当時の彼らが現場で鳴らしていたR&B/ブルース/ロックンロールを、そのままの熱量でパッケージした一枚です。

カバー中心なのに「勢い」と「生々しさ」で押し切る感じがあって、初期ストーンズの輪郭が一発で掴めます。

録音もスタジオマジックより“バンドの体温”が勝っていて、ミックのボーカルが荒っぽく前に出る瞬間とか、キースとブライアンの絡みがギリギリで成立している感じとか、全部が若いんですよ。

ここ、気になりますよね。

ここだけ先に結論

LPとして先に出たのは英国盤。一方でアメリカでは別編集のUS盤が“デビューLP”として流通し、そこで混乱が起きます。

UK盤の「事実確認」に強い一次情報

UK盤のチャート周り(カタログ番号や初登場日、週数など)を“客観的に”押さえたいなら、ここは公式集計の情報を参照するのが安心です。

私はこの手の数字を断言で書くのが好きじゃなくて、なるべく一次情報に寄せておきたい派です。

英国でのカタログ番号(LK4605)や初登場日(1964年4月下旬)などのチャート事実は、(出典:Official Charts Company『ROLLING STONES』)で確認できます。

数字の扱い方

チャート順位や週数は、資料の採用基準や表示方法で見え方が変わることがあります。この記事ではあくまで一般的な目安として整理しつつ、最終確認は上の一次情報を基準にしてください。

日本盤(キングレコードの国内初盤)で起きる“別ルートの混乱”

ちなみに日本盤はキングレコード扱いで登場し、当時の帯の有名キャッチ(これがリヴァプールサウンドの決定盤!!)が独り歩きして、国内初盤の話題が別ルートで盛り上がることも多いです。

これ、音源の話というより国内流通と帯文化の話になりやすいんですよ。

だから「UKオリジナル盤を知りたい」のか、「国内初盤としてのストーンズを知りたい」のかで、見るべきポイントが変わります。

コレクター文脈に入ると、盤質や帯の状態、付属品の有無で価値が大きく動くこともありますが、相場は時期で変動するので断言は避けます。

買うなら無理のない範囲で、迷ったら専門店に相談するのが安全です。

まずはここだけ押さえる比較表

区分一般的な呼び名レーベルポイント
UK盤The Rolling StonesDeccaMona (I Need You Baby)を収録
US盤England’s Newest Hit MakersLondonNot Fade Awayに差し替え
日本盤国内初盤(キングレコード)King帯の通称で語られがち

ここまでを踏まえると、あなたが「ファーストアルバム」を探しているときに、まず“UK盤を軸に置く”だけで、検索迷子はかなり減るはずです。

次のセクションで、US盤の話をきっちり整理しますね。

1-2. US盤と『England’sNewHitMakers』

US盤は「別編集のデビューLP」

アメリカ側の入口が、いわゆるUS盤の編集盤です。

呼び名としては『England’s Newest Hit Makers』が定着していますが、時期やプレスによって表記の揺れが語られることもあります。

ここで大事なのは、US盤を「UK盤の下位互換」みたいに扱わないこと。

US盤はUS盤で、当時の市場に合わせた“売り方の最適化”が入っていて、結果としてアメリカでのデビューLPとして機能しました。

だから「どっちが正しい?」ではなく、「どっちのストーリーを追いたい?」で考えると気持ちいいです。

最大の違いは1曲差し替え

一番わかりやすい違いは、収録曲の差し替えです。

UK盤に入っている「Mona (I Need You Baby)」が、US盤では「Not Fade Away」に置き換えられています。

ここが「UK盤/US盤どっちがファースト?」問題の核心ですね。

英国盤と米国盤の最大の違いを図解。MonaがNot Fade Awayに差し替えられる1曲違いが分かる
ジェネレーションB イメージ

しかも「Not Fade Away」は、彼らのアメリカ市場での初動を語る上で外せない曲でもあるので、US盤を入口にすると“最初から加速している感じ”が出ます。

あなたが「まずノリで持っていかれたい」タイプなら、US盤の並びはハマるかもです。

混乱しやすいポイント

  • UK盤とUS盤は曲順が似ていて、1曲だけ変わる
  • ジャケットや表記がデータベースで揺れることがある
  • 同名タイトルが多く、検索結果が混ざりやすい

なぜ差し替えが起きたのか

この差し替えの背景には、当時の“シングルはLPに入れない”という英国の運用と、ヒット曲をLPに入れて売りやすくするアメリカ側の編集方針の違いがあります。

つまり、優劣というより市場の作法が違ったという話です。

英国はシングルをアルバムに入れない慣習、米国はヒット曲を入れて売る戦略という差し替え理由
ジェネレーションB イメージ

英国では「シングルはシングルで買ってね」という考え方が比較的強く、アルバムは別腹。

対してアメリカは、アルバムに“即効性のある曲”を入れて入口を太くする。

ここを理解すると、US盤が「勝手に改変されたやつ」じゃなくて「当時の商習慣の中で成立した作品」だと見えてきます。

曲名表記の小ネタ

US盤では、「Now I’ve Got a Witness」や「Tell Me」の表記が短縮される版が語られがちです。さらに「Tell Me」は、「Tell Me (You’re Coming Back)」のような表記で出ることもあり、再発やデータベースで混乱が起きやすいポイントです。見かけたら「同じ曲かも?」と一拍置いて確認すると失敗しにくいです。

なので「ファーストアルバム」を探しているあなたが、UK盤の曲順で語りたいのか、US盤の流通史(アメリカでのデビューLP)まで含めたいのか。

ここを先に決めるとスッキリします。

私は基本UK盤を軸にしつつ、US盤の編集意図も知った上で聴き比べると、当時の“勢いの作り方”が見えて面白いかなと思います。

1-3. 収録曲と曲順

曲順は「ライブのセット感」が肝

ファーストアルバムの魅力は、収録曲と曲順に“当時のステージ感”が残っていることです。

「Route 66」から始まる流れも最高だし、「Carol」、「Walking the Dog」まで、R&Bセットを一気に浴びる感覚があります。

スタジオ盤というよりライブセット感覚で聴けるという要点。Route 66からの流れとA面B面の設計を強調
ジェネレーションB イメージ

ここでのポイントは、名曲が入っているかどうか以上に、流れが身体に入ってくること。

アルバムをBGM的に流していても、気づけば足が動くような、あの“ガサついた推進力”があるんですよ。

Side A/Side Bで見ると理解が速い

Side A/Side Bという考え方で見ると、序盤は「掴み」、後半は「粘りとノリ」。

この組み方が、デビューアルバムとしてめちゃくちゃ強いんです。

特にカバー中心のアルバムは、選曲を間違えると散漫になりがちなんですが、ストーンズは「自分たちが今いちばん鳴らせる曲」を、勢いで束ねている。

だから退屈しない。

演奏のラフさとグルーヴが“若さの武器”になっているからかなと思います。

検索が多い曲名

「Tell Me」、「Not Fade Away」、「Mona」、「Route 66」、「Carol」、「Walking the Dog」あたりは、収録位置も含めて押さえると理解が速いです。

収録曲を追うと、初期ストーンズの「ルーツ」が見える

「Route 66」のようなロックンロールの定番、「I Just Want to Make Love to You」みたいなR&Bの芯、「Can I Get a Witness」のようなソウル寄りの押し、そして「Walking the Dog」の軽快さ。

これらをまとめて聴くと、「ストーンズは最初から雑食だった」というより、好きな音楽を自分たちの速度で鳴らしたって感じが強いです。

ビートルズがポップの洗練で勝負していく一方で、ストーンズは泥の匂いを武器にしていく。

その分岐点が、この収録曲の並びだけでもなんとなく伝わるはずです。

歌詞・和訳についての注意

歌詞や和訳を探している人も多いですが、歌詞の全文掲載や長文引用には権利の問題が絡みます。まずは公式のリリース情報や正規のライナーノーツ、配信サービスのクレジット表示などを当たるのが安全です。正確な情報は公式サイトをご確認ください。

曲順の話って地味に見えるんですが、ここを押さえると、再発で曲順や差し替えを見たときに「何が変わったのか」が一瞬で分かるようになります。

次は、その“ただのカバー集で終わらない理由”に踏み込みます。

1-4. 「Tell Me」と「Nanker Phelge」

「Tell Me」は「自作への芽」

このアルバムが“ただのカバー集”で終わらない理由が、「Tell Me」の存在です。

ミックとキース(Jagger/Richards名義)が、作曲家として歩き始めた足跡がここにあります。

今でこそ「Jagger/Richards」はロック史の巨大ブランドみたいになってますが、最初から完成形だったわけじゃない。

むしろ、この時点では“バンドが好きな音楽を鳴らす”が先にあって、そこに自作が混ざり始める。

「Tell Me」は、その境目の匂いがする曲なんですよね。

Tell MeはJagger/Richardsの出発点。Nanker Phelgeは共同名義で、初期ストーンズの自作への芽を示す
ジェネレーションB イメージ

Nanker Phelgeは「みんなで作る」空気の象徴

もうひとつ重要なのが、Nanker Phelgeという共同ペンネームです。

「Now I’ve Got a Witness」と「Little by Little」がこの名義でクレジットされることが多く、初期ストーンズの「バンドで作る」空気が見えるポイントになっています。

クレジットって、実は音楽の“裏側の政治”が出やすい場所なんですが、この共同名義が使われている時点で、まだ役割分担が固まり切っていない、あるいは“みんなの曲”として成立させたかった温度が見える。

ここ、地味だけど大事です。

聴きどころ

Tell Meは、版によって表記や尺が揺れることがあります。数字はあくまで一般的な目安として捉えて、聴感で「どのテイク(編集)が好きか」を決めるのが楽しいです。データベースで迷ったら、まずは曲そのものを聴いて「同じメロディか」を確認すると早いですよ。

ビートルズとの対比で見えてくるもの

ここを押さえると、後のストーンズがオリジナル中心へ移行していく流れが読みやすくなります。

ビートルズとの対比で語られることもありますが、私は「どっちが上」みたいな話はあまり好きじゃないです。

違いは、戦場が違うだけ。

ビートルズはスタジオでの構築力とメロディの強さが武器になり、ストーンズはルーツの濃度と“生の体温”が武器になっていく。

その差が、「Tell Me」のような自作の芽と、Nanker Phelge的な共同制作の空気に現れている気がします。

この章の結論

  • 「Tell Me」はJagger/Richardsの出発点
  • Nanker Phelgeは初期の共同制作を象徴
  • カバー中心でも「次」が見えるから面白い

ファーストアルバムを“入口”で終わらせず、その後の伸び方まで見通したいなら、Tell MeとNanker Phelgeは外せません。

次は、検索で迷子になりやすいEPの話を片付けます。

1-5. EPとの違い

同名が多い=検索迷子が起きる

混乱の原因として、『The Rolling Stones』という同名タイトルがEPにも存在する点があります。

検索で「ファースト」と打つと、EP(1964年初頭の作品)にぶつかって迷子になる人が多いです。

ここ、気になりますよね。

私も初期は「同じタイトルなのに別物って何?」ってなりました。

ストーンズは同名表記が多いバンドなので、検索結果でジャケだけ見て判断すると、わりと簡単に混線します。

同名タイトルの罠に注意。LPは12曲、EPは4曲など曲数で見分けるポイントを図解
ジェネレーションB イメージ

この記事で扱うのはLP(アルバム)

ざっくり整理すると、この記事で扱っているのはファーストアルバム(LP)

EPは収録曲数や位置づけが別物で、リリース順の語り方も変わってきます。

アルバム(LP)は当時の“名刺”として市場に出されることが多く、曲順やA面B面の設計が強く出る。

一方EPは、もう少し軽いパッケージで、シングルとアルバムの間みたいな位置づけになりやすい。

だから「ファースト」を“何の形式としてのファースト?”で見ないと、永遠に答えが揺れます。

迷わないための見分け方

  • アルバム(LP)はSide A/Side Bの12曲構成として語られることが多い
  • EPは曲数が少なく、同名表記でも別作品として扱われる
  • 検索結果で「EP」と出てきたら、まずLPかどうかを確認する

実践:検索画面でのチェック項目

実際の検索画面では、「曲数」「Side表記の有無」「リリース種別(EP/LP)」「カタログ番号」「収録曲の一致」あたりを見れば、かなり高確率で切り分けできます。

特に曲数は即効性が高いです。

アルバム(LP)の曲数と、EPの曲数は見た瞬間に違うので、まずそこだけ見ればOK。

もし“表記がやたら曖昧なページ”に当たったら、無理にそこで決めず、別の情報源(公式ディスコグラフィーや信頼できる販売ページの仕様欄)に移動した方が早いです。

注意

リリース日や表記は、資料によって揺れが出ることがあります。正確な情報は公式サイトをご確認ください。迷ったら専門店や詳しいスタッフに相談するのも安全です。

ここまでで「何がファーストで、何が別物か」の地雷はだいぶ撤去できたはずです。

次は、多くの人が一番悩む“再発と音源の選び方”に入ります。

2. ザ・ローリング・ストーンズ ファーストアルバムの再発解説

次は“どの音源を買うべき?”問題です。

モノラルとステレオ、疑似ステレオの落とし穴、ABKCOリマスターやSACD、MONO BOX、紙ジャケットまで、選び方の軸を作っていきます。

2-1. モノラルとステレオ

まず前提:初期ストーンズはモノラル中心で語られがち

ファーストアルバム周辺で必ず出てくるのが、モノラルとステレオの話です。

結論から言うと、この時期のストーンズはモノラル前提で語られることが多く、再発でも“モノで聴く価値”が強調されがちです。

ここで誤解しやすいのが、「ステレオ=上位」「モノ=古い」みたいなイメージ。

60年代前半のロックは、そもそもモノでの完成度が基準になっているケースが多いので、ストーンズも同じ文脈で捉えると納得しやすいです。

初期ストーンズはモノラル前提で楽しむ価値が高い。音の塊と密度、ドラムとベースの壁を比較して解説
ジェネレーションB イメージ

モノラルの良さ:塊で押し出すロックンロール

モノラルの魅力は、音が中央に凝縮して、リズム隊とボーカルの塊が前に出ること。

特に初期のR&Bカバーは、この押しの強さがハマります。

ドラムとベースが“前進する壁”になって、そこにギターとボーカルが突っ込んでくる感じ。

ストーンズのファーストって、きれいに整った録音を楽しむというより、勢いの圧を浴びるアルバムなので、モノの一体感がめちゃくちゃ似合います。

おすすめの考え方

当時の空気を優先するならモノラル。聴きやすさや手に入りやすさを優先するなら、リマスター盤の入手性で決めてもOKです。

ステレオに期待しすぎないのがコツ

逆に、ステレオ的な広がりを期待すると「あれ?」となる人もいるので、そこは期待値を合わせるのが大事です。

特に“左右に分離して定位が気持ちいい”みたいな現代的なステレオ像を求めると、肩透かしになる可能性があります。

もちろん再発や編集で聴こえ方は変わりますが、根っこは「バンドの塊」です。

音の好みは本当に人それぞれなので、レビューの断言を鵜呑みにせず、できれば試聴して決めるのが安心です。

正確な仕様や収録バージョンの確認は、必ず公式情報をご確認ください。

最終的な判断は、必要に応じて専門家にご相談ください。

2-2. 疑似ステレオの注意点

疑似ステレオは“ステレオっぽい別物”

ステレオ表記の盤を見かけたとき、気をつけたいのが疑似ステレオ(電子加工)です。

左右に広がって聴こえるように加工されていても、元がモノラルなら“本当の意味でのステレオ”とは別物になりやすいんですよ。

疑似ステレオの注意点。Electronically Reprocessedの意味と、オリジナル体験を求める場合に避けたい理由
ジェネレーションB イメージ

ここは言い換えると、「原材料がモノなのに、見た目だけステレオにした」みたいなイメージ。

だから、好みに合えばアリだけど、合わない人には違和感が出やすいです。

購入前の注意

疑似ステレオは好みが分かれます。合わない人には聴き疲れの原因になることもあるので、可能なら試聴がおすすめです。最終的な判断はあなたの環境と好み次第なので、迷ったら専門店や詳しいスタッフに相談するのもアリです。

なぜ疑似ステレオが生まれるのか

当時の市場には「ステレオの方が新しい」「高級っぽい」という空気がありました。

だから販売側としても“ステレオ表記”で出したくなる。

そういう事情が重なると、元がモノでもステレオ盤として売られることが起きるわけです。

ここを知っておくと、あなたが中古で盤を見たときに「ステレオ表記=即買い」みたいな事故を避けやすくなります。

判断のコツ:仕様とクレジットを冷静に見る

疑似ステレオかどうかは、商品説明欄に「electronically reprocessed」みたいな表現が書かれていたり、モノ音源由来の注意が書かれていたりする場合があります。

ただ、中古市場や個人出品だと情報が省略されがちなので、無理に賭けないのが大事です。

私は「迷う=まだ買い時じゃない」って判断することも多いです。

ストーンズは出回りが多いので、焦らなくても次のチャンスは来ますよ。

2-3. ABKCOリマスターとSACD

リマスターは“正解探し”より“好み探し”

再発の話で外せないのが、ABKCOリマスターとSACDです。

2000年代以降、この時期のカタログはリマスターの流れが強くなり、音源選びの選択肢が増えました。

ABKCOリマスターは入手性とバランス、SACDは環境があれば高解像度という選び方の整理図
ジェネレーションB イメージ

ここで大事なのは、リマスターを“答え”として探さないこと。

リマスターは、音のバランスや質感が変わるので、結局はあなたの好みと環境で評価が分かれます。

スピーカーなのかヘッドホンなのか、ボリュームを上げる派なのか小さめで聴く派なのか、それだけでも印象が変わります。

SACDは環境があれば候補になる

SACDは再生環境が必要になりますが、環境が揃っているなら候補に入ります。

SACDを選ぶなら、結局ここが本丸です。

せっかくなら「聴ける」じゃなくて「気持ちよく聴ける」環境に寄せた方が満足度が上がりますよ。

デノン Denon SACDプレーヤー DCD-1700NE オリジナル・ドライブ・メカニズム Advanced S.V.H. Mechanism 搭載 プレミアムシルバー DCD-1700NESP

価格:160990円
(2026/1/13 23:12時点)
感想(0件)

とはいえ、SACD=常に最高、ではないです。

あなたが「細部の解像度」を求めるなら刺さる可能性があるし、「荒っぽさの体温」を求めるなら、別の盤の方が好きかもしれない。

リマスターは「何が正解」というより、どの方向性が好みかの話になりがちです。

低域が締まって聴こえる盤が好きな人もいれば、荒さが残っている方が“らしい”と感じる人もいます。

TAKU的アドバイス

まずは手に入りやすいABKCOリマスターで全体像を掴んで、物足りなくなったらMONO BOXや別プレスに広げる、という順番が現実的です。最初から沼の深いところに飛び込むと、情報に溺れがちなので。

購入前に確認したいチェックリスト

買う前に見るポイント

  • 収録タイトル表記(「Tell Me」の副題など)が揺れていないか
  • モノラル/ステレオ/疑似ステレオの記載
  • 発売年・レーベル表記・リマスター表記
  • あなたの再生環境で再生できる規格か(SACDなど)

仕様(収録バージョンや曲名表記、マスターの違い)は商品ページや公式情報で差が出ることがあります。

購入前の最終確認は、必ず公式サイトや販売元の表記をご確認ください。

価格や入手性も時期で変わるので、相場はあくまで一般的な目安として捉えつつ、無理のない範囲で選ぶのが大事です。

2-4. 『MONO BOX』と紙ジャケット

『MONO BOX』は「流れ」で理解したい人向け

モノラルでまとめて揃えたい人に刺さるのが『MONO BOX』です。

初期から60年代の流れを“モノで一気に”追えるので、ファーストアルバムの立ち位置も理解しやすくなります。

単体で聴くと「荒い!若い!」で終わるところが、流れで聴くと「ここからこう変わるのか」が見えてくる。

これ、ストーンズを深く楽しむうえでかなり大きいです。

MONO BOXは初期の流れで理解したい人向け。紙ジャケットは帯文化や所有感も含めて楽しむ選択肢を整理
ジェネレーションB イメージ

紙ジャケットは“音+物語”で楽しむ選択肢

一方で、国内外で紙ジャケットの単体再発が話題になることもあり、「見た目込みで楽しみたい」派にはこっちも魅力です。

キングレコードの国内初盤や帯文化が好きな人は、紙もの要素があるだけでテンション上がると思います。

ジャケットって、音と同じくらい“時代の匂い”を持っているので、そこを重視するのは全然アリです。

選び方の目安

  • まとめて追体験したいなら『MONO BOX』
  • 1枚ずつ楽しみたいなら紙ジャケットや単体再発
  • コレクション性重視なら国内初盤・帯の系譜もチェック

The Rolling Stones In Mono [12 inch Analog]

価格:71900円
(2026/1/13 23:06時点)
感想(0件)

せっかくMONO BOXまで行くなら、入口から“最終到達点”を置いておくのもアリです。

ストーンズを“気持ちよく大きく鳴らす”なら、アンプで世界が決まること多いです。

ストーンズは理屈よりノリ。

鳴った瞬間に“勝ち”を作るならホーンも強いです。

価格と流通は「追いかけすぎない」くらいがちょうどいい

ただし価格や流通状況は時期によって変動します。

特にボックスや限定要素が絡むと、タイミングで一気に跳ねることもあるので、相場はあくまで一般的な目安として捉えてください。

私は「今すぐ必要か?」を自分に聞くようにしてます。

今すぐじゃないなら、再発や相場の落ち着きを待つのも立派な戦略です。

どうしても迷うなら、専門店や詳しい人に相談するのが安全ですし、最終的な判断はあなたの予算と価値観でOKです。

用途別:ざっくり比較

選択肢向いてる人メリット注意点
『MONO BOX』初期を流れで追いたいモノで統一、理解が速い一度に出費が大きくなりがち
紙ジャケット所有感も楽しみたい見た目の満足度が高い盤・仕様の違いを要確認
単体リマスターまず入口が欲しい入手性が良いことが多い表記ゆれや収録差分に注意

あと、地味だけど効くのがメンテです。

高い盤ほど“汚れの差”がそのままストレスになるので、ここに投資できると体感が変わります。

Pro-Ject(プロジェクト) / VC-E2 – レコード洗浄機 レコードクリーナー –

価格:157278円
(2026/1/13 23:19時点)
感想(0件)

2-5. ザ・ローリング・ストーンズファーストアルバム総括

迷ったら「UK盤基準」で答えが出る

最後にまとめると、ザ・ローリング・ストーンズのファーストアルバムは、英国盤(UK盤)を基準に考えると迷いが減ります。

その上で、US盤の『England’s Newest Hit Makers』は「アメリカでのデビューLP」という別の意味で重要で、「Not Fade Away」をアルバムの流れで聴きたいなら魅力的な選択肢です。

要は、あなたが欲しいのは「歴史の基準点」なのか、「アメリカ市場での初速」なのか、その違いですね。

英国盤で歴史を押さえるか、米国盤で物語を追うか、リマスターで手軽に聴くか。タイプ別に最適解を提示
ジェネレーションB イメージ

この1枚で解決できる“悩みの型”

あなたの悩み別の答え

  • ファーストはどれ?→ LPならUK盤が基準
  • England’sNewHitMakersは何?→ US向け別編集のデビューLP
  • 曲名表記がバラバラ→ Tell Me副題などの揺れが原因になりやすい
  • どれを買う?→ モノラル優先か、入手性優先かで決める

ストーンズは理屈よりノリ。鳴った瞬間に“勝ち”を作るならホーンも強いです。

Klipsch Heritageシリーズ Heresy IV フロアスタンディングスピーカーペア アンティーク調オーク

価格:772650円
(2026/1/14 12:13時点)
感想(0件)

最終確認は公式情報、迷ったら専門家へ

大事な注意

リリース日や曲尺、表記(Tell Meの副題など)は資料や版によって揺れることがあります。正確な情報は公式サイトをご確認ください。購入や機材、再生環境の最終的な判断は、必要に応じて専門家や専門店にご相談ください。

衝動に理由はいらない。迷いを捨てて初期衝動を楽しむという締めのメッセージスライド
ジェネレーションB イメージ

ストーンズをもう少し広い時代で追いたくなったあなたは、ジェネレーションB内の以下の記事も合わせてどうぞ。

流れで聴くと、ファーストアルバムの“出発点としての強さ”がよりハッキリ見えてきます。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

はじめまして!
\ ブログ管理人の「TAKU」です /

50代後半、ブログ運営とWebライティングに取り組んでいます。
これまでの人生で培ってきた経験や趣味をベースに、「大人の楽しみ方」をテーマに情報を発信中です。

◆こんなことを発信しています
フィギュア・レザージャケットなど、大人の趣味紹介

ロックバンド活動や健康管理法

シニア世代でも始められる副業・ブログのヒント

「年齢を重ねても、人生はもっと面白くなる」
そんな想いを込めて、読者の皆さんが“自分らしく生きるヒント”を見つけられるブログを目指しています。

趣味が近い方、何か始めてみたい方、ぜひ気軽に読んでいってください。
ブログやXでの交流も大歓迎です!

目次