プロボクシング世界スーパーバンタム級4団体統一王者の井上尚弥選手(大橋)が14日、名古屋・IGアリーナで”キャリア最大の強敵”とされたWBA暫定王者ムロジョン・アフマダリエフ選手(ウズベキスタン)との防衛戦に臨み、3-0の大差判定勝ち(118-110、118-110、117-111)を収めました。
この勝利で、4団体統一王者として史上最多となる5度目の防衛に成功。
さらに、元ヘビー級王者ジョー・ルイス、元5階級制覇王者フロイド・メイウェザーに並ぶ世界戦26連勝の史上最多タイ記録を樹立しました。
圧巻の技術戦、挑戦者に見せ場作らせず
期待されたKO決着とはならなかったものの、内容は井上選手の強さを改めて証明する圧巻の12ラウンドでした。
初回から卓越したディフェンスとフットワークでアフマダリエフ選手の強打を完全に封じ込め、的確なジャブと切れ味鋭いボディブローで着実にポイントを重ねました。
中盤以降もスピードは全く衰えず、挑戦者を翻弄。
7回にはノーガード、9回には笑顔を見せるほどの余裕を見せつけ、終始試合をコントロール。
アフマダリエフ選手に最後まで決定的な場面を作らせないまま、完勝しました。
この圧倒的な内容に、SNSでは「最強の井上尚弥が帰ってきた」「人間辞めてる」「大人と子供くらいの差」といった驚きの声が殺到。
「KOよりも怖い」というコメントに象徴されるように、その異次元の技術力と支配力で日本中に衝撃を与えました。
試合後「アウトボクシングもイケるでしょ!」中谷潤人へメッセージも
リング上のインタビューで井上選手は、「アウトボクシングもイケるでしょ! 相手の実力を評価していたからこのパフォーマンスができた。今日はこの戦い方が大正解だった」と、自らの戦いぶりに胸を張りました。
さらに、会場で観戦していたWBC・IBF世界バンタム級王者の中谷潤人選手に向かって、「次は12月にサウジアラビアであると聞いている。そこに向けて精進してすばらしいボクシングをみせる。中谷くん、お互いにあと1勝頑張って来年東京ドームで盛り上げましょう」と呼びかけ、次なるビッグマッチの実現をファンに約束しました。
試合結果まとめ
| 項目 | 内容 |
| 勝敗 | 井上尚弥 の 3-0 判定勝ち |
| ジャッジ | 118-110, 118-110, 117-111 |
| 達成記録 | 4団体王座 史上最多5度目の防衛 世界戦26連勝(史上最多タイ) |
| 次戦予定 | 2025年12月(サウジアラビア)、アラン・ピカソ戦が有力 |


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