冷蔵庫からアイスを…食料を狙うクマ、そして住宅地での襲撃も
全国各地で、クマが大胆な行動で人々の生活圏に侵入する事態が相次いでいます。
12日には、秋田県大館市の民家敷地内で、住民の男性がクマに襲われ、左足を負傷しました。
また、長野県大鹿村では、住宅の屋外に置かれた冷蔵庫や台所がクマに荒らされる被害が2日連続で発生。
クマは冷蔵庫の中に入っていたアイスクリームなどの食料品を食べたとみられています。
さらに、山形県大石田町では、小学校からわずか100メートルほどの道路を、体長約1メートルのクマが横断する様子が目撃されました。
幸い人や物への被害はありませんでしたが、白昼堂々の出没に住民の間に緊張が走っています。
私たちが取るべき緊急対策
これらの事例は、クマが餌を求めて人里に深く入り込み、人間の存在を恐れないようになっている現状を示唆しています。
クマの行動が活発化する夏のこの時期は、特に警戒が必要です。
行政や警察はパトロールを強化していますが、住民一人ひとりが以下の対策を徹底することが重要です。
✔︎ 家の周りの管理を徹底する:クマを引き寄せる生ゴミや、食べ物となる可能性のある野菜の切れ端などを屋外に放置しない。
✔︎ 音を出す:屋外に出る際は、鈴やラジオなどで音を出し、クマに人間の存在を知らせる。
✔︎ 単独行動を避ける:特に朝夕はクマの行動が活発になるため、複数人で行動する。
✔︎ 冷静な行動:万が一クマと遭遇してしまった場合、決して背中を見せて走って逃げず、ゆっくり後ずさりしてその場を離れる。
クマはもはや「遠い山の動物」ではありません。
危険を回避するために、最新の情報を入手し、常に警戒を怠らないようにしましょう。



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