【30秒でわかる結論】
・092-303-5631は楽天カード信用管理部。出てもOK。心配なら“こちらから公式窓口へ掛け直し”でもOK。
・SMSのリンクは詐欺の元。迷ったら公式アプリ(e-NAVI)を直接開く。
・「警察から電話」はその文言が出たら“詐欺を強く疑って即切り“。
こんにちは。ジェネレーションB、運営者の「TAKU」です。
ある日突然、スマホに見知らぬ番号から着信があり、調べてみると楽天カードからのようだった。
あるいは、ショートメールでカードの利用確認が届いた。
そんな経験をして、ドキッとしたことはありませんか。
不正利用なんて自分には関係ないと思っていても、いざ連絡が来ると焦ってしまうものです。
最近は本物を装った詐欺も非常に巧妙化しており、無視していいのか、すぐに対応すべきなのか判断が難しくなっています。
この記事では、私の経験と、楽天カード公式情報を照合した内容をもとに、楽天カードからの連絡が来た際の正しい見分け方と対処法を、分かりやすく解説します。
なお、こうした不正利用や偽の連絡は、楽天カードに限った話ではありません。
実際に、PayPayカードを名乗る注意喚起や不審な連絡についても、別記事で詳しくまとめています。
クレジットカード会社が違っても、手口の構造はほぼ同じなので、あわせて確認しておくと判断力が一段上がります。

この記事でわかること
- 楽天カードから電話がかかってくる本当の理由と番号の識別方法
- 詐欺メールや偽の電話を見抜くための具体的なチェックポイント
- 不正利用が発覚した際に取るべき最優先のアクションと手順
- 2025年から変更された問い合わせ窓口の最新情報と通話料節約術
1. 楽天カードから不正利用の電話が来た際の判断基準
「知らない番号からの電話には出ない」という人も多いと思いますが、楽天カードに関しては、無視するとカードが止まってしまうリスクがあります。
ここでは、よくかかってくる電話番号の正体や、本物と詐欺の見分け方について解説していきますね。
1-1. 0923035631は信用管理部からの本物か
着信画面に「092-303-5631」(または0923035631)と表示されていた場合、これは楽天カードの「信用管理部(信用管理グループ)」からの正規の電話である可能性が極めて高いです。
この部署は、カードの不正利用検知システムが「おや?この使い方は怪しいな」と判断した時に、カードの持ち主に事実確認の連絡を入れる役割を持っています。
私自身も経験がありますが、例えば深夜に海外のオンラインサイトで買い物をしようとしたり、換金性の高い商品(ゲーム機やギフト券など)を短時間に連続して購入したりすると、システムが自動的にアラートを出します。
多くの場合、この番号から電話が来る直前には、すでにカードの利用が一時的に制限(保留・サスペンド)されています。
「あれ?カードが急に使えなくなった!」というタイミングでこの番号から着信があれば、ほぼ間違いなくセキュリティチェックの連絡です。
この電話に出て「はい、それは私が使いました」と回答すれば、その場ですぐにロックが解除され、決済が通るようになります。
逆に、もし電話に出られなかったとしても、慌てる必要はありません。
この番号は発信専用ではなく、折り返しも可能な番号です(受付時間は通常9:00〜21:00)。
092(福岡)の市外局番ですが、楽天カードのセキュリティ部門の重要拠点ですので、怪しい業者だと決めつけずに落ち着いて対応しましょう。
この番号のポイント
「092-303-5631」は楽天カード信用管理部の正規番号です。
カードが使えなくなった直後の着信なら、本人確認さえ済めばすぐに使えるようになります。
1-2. 0570069101は支払い督促の可能性も
次に、「0570-069-101」(0570069101)という番号です。
検索すると「迷惑電話」などの口コミが出てくることもありますが、これも楽天カードの正規の番号です。
ただし、先ほどの信用管理部とは少し性質が異なります。
この番号は、主に「カード利用代金の支払いが確認できない場合」の連絡(督促)に使われることが多いです。
毎月の引き落とし日(27日)に口座残高が不足していて決済できなかった場合、翌日以降にこの番号から自動音声、またはオペレーターによる入金案内の電話がかかってきます。
ここでややこしいのが、この番号が「SMS(ショートメール)の発信元」としても公式に使われている点です。
そのため、「不正利用の確認かな?」と思って身構えていたら、実は「うっかり残高不足の連絡だった」というケースも多々あります。
また、不正利用が疑われる取引があった際のSMS通知の発信元として表示されることもあります。
いずれにせよ、カードの利用に関わる重要な連絡ですので、無視は禁物です。
もし支払いに遅れがないのにこの番号から連絡が来た場合は、不正利用の検知通知である可能性も考えられますので、後述するe-NAVIでの確認を強くおすすめします。

1-3. 自動音声による連絡は無視せず確認が必要
最近は、オペレーターではなく自動音声(ロボコール)で電話がかかってくるケースも増えています。
電話に出ると、「こちらは楽天カードです。カードのご利用確認のため…」といった機械音声のアナウンスが流れ、生年月日などの入力を求められることがあります。
これを聞くと「え、これって詐欺じゃないの?」と不安になりますよね。
今の時代、自動音声=詐欺というイメージが強いですから。
実際、楽天カードでは業務効率化のために一部の確認業務(支払い案内や、カード作り直しに関する確認など)で自動音声システムを導入しています。
公式にアナウンスされている発信番号(050-1808-4005など)からの着信であれば、正規の連絡である可能性が高いです。
しかし、ここで重要なのは「詐欺グループも自動音声を悪用している」という事実です。
無差別に電話をかけ、「未納料金があります」「法的措置に移行します」などと不安を煽り、「オペレーターに繋ぐ場合は9を押してください」といった誘導をする手口(ビッシング)が横行しています。
注意点
正規の自動音声であっても、かかってきた電話でいきなり「クレジットカード番号の全桁入力」や「暗証番号」「セキュリティコード」を聞かれることはまずありません。不審に感じたら一度電話を切り、カード裏面の正規窓口へ自分からかけ直すのが一番安全です。

1-4. ショートメールでの通知とフィッシングの識別
電話よりも手軽なSMS(ショートメール)での通知も一般的です。
しかし、ここは最もフィッシング詐欺(スミッシング)の被害に遭いやすいポイントでもあります。
本物の楽天カードからのSMSには、基本的に「楽天e-NAVI」へのログインを促す案内が記載されていますが、詐欺メールも見た目はそっくりです。
「【重要】楽天カードご利用確認」といった件名で、偽サイトのURLリンクが貼られています。
2025年現在、これらの偽サイトは本物と見分けがつかないほど精巧に作られています。
見分けるための最大のポイントは、「送られてきたリンク(URL)をタップしないこと」です。
これに尽きます。
| チェック項目 | 本物の特徴 | 詐欺の特徴 |
|---|---|---|
| 宛名 | 個人名が入ることは稀 | 「お客様」「会員様」など曖昧 |
| 内容 | 事実確認のみ(覚えがあるかないか) | 「アカウント停止」「法的措置」「警察」と脅す |
| URLドメイン | rakuten-card.co.jp など | 短縮URL、rakuten-cards(複数形s付き)、rakuten-supportなど |
| 入力要求 | e-NAVIログインのみ | カード番号全桁、セキュリティコードを直接入力させる |

1-5. 警察署や法的措置を騙る詐欺電話の手口
これは本当に悪質な手口なのですが、楽天カードのサポートセンターを名乗る人物から電話があり、「あなたのカードが不正利用されました。犯人は捕まりましたが、警察から連絡がいきます」と言われるケースがあります。
これは「劇場型詐欺」と呼ばれる典型的なパターンです。
最初の電話ではあえて金銭や個人情報を要求せず、「親切なカード会社」を演じて安心させます。
そしてその後、偽の警察官や銀行協会を名乗る共犯者から電話があり、「捜査のためにキャッシュカードを預かる必要がある」「口座の現金を保護するために振り込んでほしい」といった誘導が行われます。
はっきり言いますが、楽天カードが「後ほど警察署から電話がある」と案内することは絶対にありません。楽天カード公式サイトのFAQでも明確に否定されています。
このフレーズが出た時点で、その電話は100%詐欺であると断定して間違いありません。
相手の話を聞かずに即座に電話を切り、もし不安であれば最寄りの警察署(本物の警察)や警察相談専用電話(#9110)へ相談してください。

1-6. 着信を無視し続けると強制解約の恐れがある
「詐欺かもしれないし、怖いから全部無視しよう」というのは、実はリスクが高い対応です。
もしその電話が本物の「不正利用の確認(信用管理部)」だった場合、あなたが「私が使いました」と回答しない限り、カードのセキュリティロックが解除されません。
つまり、いつまで経ってもカードが使えないままになってしまいます。
さらに深刻なのは、その電話が「支払い遅延の督促」だった場合です。
これを無視し続けると、遅延損害金が毎日加算されていくだけでなく、楽天カードの規約に基づき「強制解約」の措置が取られます。
一度強制解約になると、残債の一括請求が来るほか、信用情報機関(CICなど)に「異動」情報(いわゆるブラックリスト)が登録されます。
こうなると、今後5年間は他社のクレジットカードも作れなくなり、住宅ローンやスマホの分割払いも審査に通らなくなります。
「怪しい電話には出ない」のは正解ですが、「着信があった事実」を確認し、正規のルート(アプリや公式サイト)で事実確認を行うことが、自分の身を守るためには必須です。
なお、不在着信でも番号が表示されるので、見慣れない番号はその場で検索して、公式アプリ(e-NAVI)で確認するのが安全です。
2. 楽天カード不正利用の電話が来た後の対応手順
では、実際に「不正利用かも?」という連絡を受けた時、具体的にどう動けばいいのか。
私がおすすめする標準的な対応手順をまとめました。
2-1. 楽天e-NAVIの赤色バナーで事実確認を行う
連絡が本物かどうかを見極める最強のツールが、会員専用サイト「楽天e-NAVI」(または公式スマートフォンアプリ)です。
楽天カード側が不正利用を検知し、ユーザーに確認を求めている場合、あなたが正規の手順でe-NAVIにログインすると、トップ画面の目立つ場所に「カードご利用内容の確認」という赤色のバナー(アラート)が表示されます。
これは、メールやSMSを偽装する詐欺師には絶対に真似できない、楽天カード公式のシステム内だけの表示です。
このバナーをタップすると、システムが「怪しい」と判断した取引の日時・金額・店名が表示されます。
それが自分の利用であれば「覚えあり」を選択すればロックが解除されます。
もし自分のものでなければ「覚えなし」を選択します。
これだけで手続きは完了し、わざわざ混み合うコールセンターに電話をする必要もありません。
もし、メールやSMSが届いているのに、アプリを開いてもこのバナーが一切表示されていない場合は、届いた連絡自体が詐欺である可能性が高いか、あるいはすでに通知期間(通常72時間)が過ぎている可能性があります。
バナーがない場合は?
ログインしても赤色バナーがない場合、以下の可能性が考えられます。
不安な場合は、後述する正規のコンタクトセンターへ問い合わせてください。

2-2. 身に覚えのない利用がある場合の停止手続き
e-NAVIの確認画面、あるいは電話での問い合わせで「身に覚えのない利用」があった場合、そのカード情報は第三者に漏れている可能性が高いです。
スキミングされたか、フィッシングサイトに入力してしまったか、あるいはWEBサービスのどこかから漏洩したかです。
この場合、残念ながら現在のカードは使い続けることができません。
そのままにしておくと被害が拡大するだけですので、オペレーターやシステムの案内に従って、カードの無効化(利用停止)と再発行手続きを行いましょう。
手続きをすれば、その時点以降、古いカード番号での決済はすべて跳ね返されるので、金銭的な被害は防げます。
万が一、不正利用された金額が確定してしまっていても、楽天カードには盗難保険が付帯しており、所定の手続きを行えば被害額は補償されます(警察への届け出が必要な場合があります)。
新しいカードは通常1週間から10日程度で手元に届きます。

2-3. 2025年版の問い合わせ窓口と0120廃止
ここで一つ、重要な変更点をお伝えしなければなりません。
これまで「不正利用の連絡」などで使われていたフリーダイヤル(0120-30-6910)などの運用が、2025年に入って大きく変わりました。
最新の情報(2025年2月頃〜)では、これまでのフリーダイヤルが廃止、または「自動音声専用」となり、オペレーターと直接話すための窓口は有料のナビダイヤル(0570-66-6910など)に一本化されつつあります。
「被害に遭っているのに、問い合わせの電話代までこっちが払うのか…」とモヤモヤする方も多いと思います。
ナビダイヤルは「カケホーダイ」などの定額プランの対象外になることが多く、20秒ごとに10円〜といった料金が発生します。
混雑して待たされると数百円〜数千円になることも。
そこで活用したいのが、ナビダイヤルの裏にある「092」から始まる一般電話番号です。
もし携帯電話の「かけ放題プラン」に入っているなら、0570ではなく092の番号にかけることで、通話料を無料(定額内)にできる場合があります。

問い合わせ番号リスト(2025年版)
- コンタクトセンター(メイン): 0570-66-6910(有料・ナビダイヤル)
- かけ放題プラン向け代替番号: 092-474-6287 / 092-303-7188(福岡など)
- 紛失・盗難専用(緊急・24時間): 0120-86-6910(※紛失盗難以外は対応してくれません)
- カード利用不可専用: 0570-02-6910
※番号は変更されることがあるので、必ずカード裏面や公式サイトで最新情報を確認してください。(出典:楽天カード公式サイト『不正検知システム』)
2-4. カード再発行後の公共料金変更とパスワード管理
カードを再発行すると、当然ながら「カード番号」が変わります(有効期限やセキュリティコードも変わります)。
これが一番面倒な作業なのですが、公共料金(電気・ガス・水道)、携帯電話、NetflixやAmazonプライムなどのサブスクリプション、保険料など、旧カードで支払っていたすべてのサービスの登録情報を変更しなければなりません。
これを忘れると、今度はそれらのサービスで「支払い不能」となり、スマホが止まったり電気が消えたりする二次被害に繋がります。
一部の大手サービス(携帯キャリアや電力会社の一部)では「洗い替え」といって自動的に新しいカード情報が引き継がれる場合もありますが、基本的には「自分で全部変更する」つもりでいた方が安全です。
新しいカードが届いたら、休日にまとめて変更手続きをしてしまうのが吉です。
また、不正利用の原因が「フィッシングサイトへの入力」だった場合、楽天IDのパスワードも漏れている可能性があります。カード停止と同時に、楽天会員のパスワード変更と、e-NAVIでの「第2パスワード」の設定も忘れずに行ってください。
第2パスワードを設定しておけば、もしIDとメインのパスワードが漏れても、攻撃者はe-NAVIにログインできなくなります。

2-5. 楽天カードから不正利用の電話が来た時のまとめ

突然の連絡には驚きますが、冷静に対応すれば資産は守れます。
最後に、今回のポイントを整理しておきましょう。
- 092-303-5631は信用管理部、0570-069-101は支払督促の可能性が高い正規番号。
- 電話やSMSが来たら、リンクは踏まずに公式アプリ(e-NAVI)を開いて「赤色バナー」を確認する。
- 「警察から電話がある」という話は100%詐欺。
- 不正利用が確定したら、躊躇なくカード停止・再発行を行う。
- 問い合わせ窓口は0120が縮小傾向。かけ放題なら092番号を活用する。
「自分は大丈夫」という過信は捨てて、連絡が来たらまずは「アプリで確認」。
これさえ徹底していれば、詐欺に引っかかるリスクも、不正利用を見逃すリスクも最小限に抑えられますよ。

