9月14日の”名古屋決戦”まで残り4日。
4団体統一王者・井上尚弥選手がジムワークを打ち上げ「準備万端」を宣言した一方、挑戦者ムロジョン・アフマダリエフ選手は米メディアに対し「井上は怪物なんかじゃない」と語り、本音をのぞかせました。
決戦を前に、両者の緊張感と心理戦がピークに達しています。

アフマダリエフ、米メディアに本音「スーパーバンタム級ではオレが上」
アフマダリエフ選手は、米専門動画サイトのインタビューで、これまで来日後に見せていた敬意ある態度から一転、自信に満ちた本音を明かしました。
井上尚弥、ジムワーク打ち上げ「準備万端」
決戦を控える井上選手は10日、所属ジムでの最終調整を完了。
大橋秀行会長がSNSで「大橋ボクシングジムでの最後の練習を終えました!準備万端」と報告し、完璧な状態で名古屋に向かうことを明かしました。
6日にスパーリングを打ち上げた後も、9日にはスピード対策として同門のサウスポー選手とマスボクシングを行うなど、最後まで実戦感覚を研ぎ澄ませてきました。
今後の動向と新たな挑戦者候補
✔︎ 会見・計量も生中継: 試合を中継する「Lemino」は、12日の記者会見と13日の前日計量も、両日ともに正午12時から独占無料生配信することを発表。リング外での最後の舌戦にも注目が集まります。
✔︎ 次なる挑戦者に西田凌佑が浮上: IBFが、元世界バンタム級王者の西田凌佑選手(六島)に対し、井上選手への指名挑戦者決定戦を行うよう指令を出したことが判明。西田選手がこれに勝利すれば、アフマダリエフ戦後の新たな対戦相手として浮上する可能性が出てきました。
決戦のゴングまであとわずか。両者のコンディションと戦略、そして心理戦の行方から目が離せません。
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