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【2025年最新】マツダ・ロードスター中古車購入で失敗しない注意点10選!

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オープンカー好きの方にとって「マツダ・ロードスター」は憧れの存在であり、また長年スポーツカーの代名詞として愛されてきた名車です。

今回は「これから中古でロードスターを買ってみたいけれど、何に気をつければいいの?」と迷われている方向けに、モデルごとの特徴や購入時の注意点をまとめました。

さらに、35年前にNA型オーナーだった筆者の実体験を交えつつ、ロードスターのリアルな魅力についても語っていきます。

どうぞ最後までお付き合い下さい!

目次

マツダ・ロードスターとは

マツダ・ロードスターは「人馬一体」というコンセプトを掲げ、1989年に初代モデル(NA型)がデビューして以来、世界中のオープンスポーツカーファンを虜にしてきました。

モデルチェンジのたびに進化を続け、現在は4代目(ND型)が販売されています。
ここでは各世代の特徴を振り返りながら、ロードスターの魅力を再確認してみましょう。

NA型ロードスター (1989〜1997)

リトラクタブルライトが特徴的な黒の初代ロードスター。
1989年に誕生したユーノス・ロードスター(NA型)。軽量ボディとレトロなリトラクタブルライトが特徴。

・通称「ユーノスロードスター」として誕生
・レトロなリトラクタブルライトを採用した軽量・コンパクトボディ
・最近の人気再燃で、部品供給が豊富。未だに社外パーツも多く入手可能
・「人馬一体」を体感できる爽快な走行性能
主なスペック(一例)
 エンジン:1.6L DOHC(のちに1.8Lも追加)
 最高出力:110〜130ps前後
 車両重量:約950kg〜
 ボディサイズ:約3,950mm×1,675mm×1,230mm(全長×全幅×全高)

NB型ロードスター (1997〜2005)

NB型マツダロードスターのスポーティでスタイリッシュなデザインが際立つ。
初代NA型をブラッシュアップし、固定式ヘッドライトやガラス製リアスクリーンを採用。軽快な走りと近代的なデザインが特徴。

・NA型をブラッシュアップした2代目モデル
・固定式ヘッドライトを導入し、より近代的な外観に
・車体剛性アップ&徹底した軽量化でさらなる軽快な走りを実現
・リアスクリーンがガラス製となり、熱線ディフォッガーが標準装備
主なスペック(一例)
 エンジン:1.6L/1.8L DOHC
 最高出力:125〜160ps前後
 車両重量:約1,000kg〜
 ボディサイズ:約3,950mm×1,680mm×1,225mm

NC型ロードスター (2005〜2015)

存在感を放つ白いNC型ロードスター。
ロードスター史上最大ボディを持ちながら、軽量化と高性能を両立した3代目モデル。

・ロードスター史上最大ボディで3ナンバー規格に
・車両重量増を極力抑え(+10kg程度という説も)
・2.0Lエンジン搭載で歴代最強クラスのパフォーマンス
・電動ハードトップモデル(パワーリトラクタブルハードトップ)が追加
主なスペック(一例)
 エンジン:2.0L DOHC
 最高出力:160〜170ps前後
 車両重量:約1,100kg〜1,200kg
 ボディサイズ:約3,995mm×1,720mm×1,245mm

ND型ロードスター (2015〜)

赤いボディが特徴のND型マツダ・ロードスター。洗練されたデザインとスポーツカーらしいプロポーションが魅力。
ND型ロードスターは、さらなる軽量化とコンパクトさを追求した4代目モデル。美しいデザインと優れた走行性能が融合した一台。

全長を再度コンパクト化し、さらなる軽量化を追求
1.5Lエンジンながら鋭いレスポンスで高い走行性能を発揮
エクステリアの美しさが際立ち、洗練されたプロポーション
実用性に優れた燃費性能も魅力
主なスペック(一例
エンジン:1.5L/2.0L(海外仕様含む)
最高出力:131〜184ps前後(グレードによる)
車両重量:約990kg〜1,110kg
ボディサイズ:約3,915mm×1,735mm×1,235mm

35年前にロードスターNA型オーナーだった私の実体験5選

ロードスターといえば「オープンエア」や「人馬一体」というキーワードを思い浮かべる方が多いと思います。実は、私自身も35年前にNA型(初代)ロードスターを所有していた一人です。

当時はまだ珍しかったオープンスポーツカーとの日々は、今振り返っても最高にワクワクしたもの。とはいえ、日常使いだからこその苦労もいろいろありました。ここでは、当時のリアルな体験を5つご紹介します。

1.オープンカーは真夏には直射日光があたり激熱

真夏にオープンにすると日差しの攻撃が想像以上。帽子や日焼け止め、こまめな水分補給が必須でした。

2.星空のクルージングは天国気分

夜のオープンドライブは格別。星空を仰ぎながらのクルージングは、密閉車両では味わえない特別な体験です。

  1. オープンカーは真夏には直射日光があたり激熱(涙)
    真夏にオープンにすると日差しの攻撃が想像以上。帽子や日焼け止め、こまめな水分補給が必須でした。
  2. 星空のクルージングは天国気分
    夜のオープンドライブは格別。星空を仰ぎながらのクルージングは、密閉車両では味わえない特別な体験です。
  3. 目立つので、自己顕示欲が満たされる
    小さくても存在感が大きいロードスター。信号待ちで隣の車や歩行者に見られる機会が多く、まさに「見られる喜び」を感じられます。
  4. 車中心の暮らしになってしまう
    カスタムやドレスアップ、メンテナンスにのめり込むと、休日の多くを愛車との時間に費やしてしまうことに。
    これはある意味、贅沢な悩みと言えます。
  5. FR+軽量ボディゆえ滑りやすい。雪国には不向き…
    駆動方式がFRのため、冬場の雪道や凍結路は特に注意が必要。雪国在住の方は冬季保管も含め、運用プランをしっかり考えましょう。

ロードスター中古車購入の注意点10選

ここからはいよいよ、実際に中古車としてロードスターを選ぶ際に必ずチェックしておきたいポイントを10項目にまとめてご紹介します。
ロードスターは比較的丈夫で長持ちしやすいクルマですが、年式やオーナー歴によりコンディションが大きく異なるため、慎重に状態を見極めることが大切です。

1. ボディの状態

塗装や傷のチェックはきちんとしましょう。
ボディの傷や修理痕、幌の状態まで、愛車を大切にするための詳細な確認を。

✔️ 傷・へこみ・ドアパンチ痕・下回りの擦り傷・サビの有無
車体の光の反射を見ながら、歪みや修理痕をチェック。
ドア下やリアフェンダー周辺など、サビが出やすい部分は要確認。
✔️ 板金修理歴の見分け方
ボディカラーのわずかな差異、ボンネットやリアゲートの隙間の均等性、ボルトの塗装剥がれや締め直し痕があれば修理歴の可能性大。
✔️ 幌(ソフトトップ)の状態
汚れやパッキンの劣化、雨漏りの有無をチェック。青空駐車の場合、5〜10年ほどで幌の寿命がくることも。電動ハードトップモデルは開閉動作がスムーズかどうか試す。
✔️ NA型リトラクタブルライト
ライトを上げた際、ライト前の隙間や付近の歪みが不自然でないか要確認。

2. 内装の状態

ロードスターの美しい内装、ベージュシートと赤い幌が際立つスタイリッシュな車内。
シートの汚れや破れ、水害の可能性を含めた内装点検は重要。

✔️ シートや内装材の汚れ・破れ・色褪せ・シミ
運転席・助手席ともに座面の擦れやダメージをチェック。
✔️ においのチェック
たばこ臭やペット臭が車内に染み付いている場合は注意。
✔️ 水害車の可能性を排除
シート下の金具やフロアカーペットの裏にサビや変色がないか確認。

3. 消耗部品の状況

ロードスターのマニュアルシフトノブは、消耗部品チェックの一環としてクラッチ状態確認は重要性です。
冷却系統、クラッチ、タイミングベルト・チェーンなど、消耗部品の状態確認は車の寿命を延ばす基本です。

✔️ 冷却系統(ラジエーター)のサビ・汚れ
ラジエーターキャップを開け、クーラントの色をチェック。赤や緑など
透明感があればOK、茶色く濁っている場合は要注意。
✔️ エンジン異音・クラッチの状態(マニュアル車の場合)
エンジン始動時やアイドリング時のカタカタ音、異音はないか。
クラッチは20万kmほどもつが、半クラッチ多用で早期消耗も。
クラッチペダルを踏み込んだ際に車が僅かでも動くなら交換時期。
✔️ タイミングベルト or タイミングチェーン
NA・NB型はタイミングベルト(10万km前後で交換推奨)。
NC・ND型はタイミングチェーン(異音が出始めたら要検討)。

メンテナンスに必要な工具や整備用品を探している方は、こちらを参考にしてください!

4. バッテリー残量

✔️ ND型の場合
マツダコネクトの「情報」→「車両ステータスモニター」→「メンテナンス詳細情報」→「電池交換大容量」でバッテリー状態をチェック可能。

5. 電子機器の動作

夜の道でテールランプが点灯した赤いロードスターの後姿。電子機器の動作確認は重要。
エアコン、ライト、ウインカー、シートヒーターなど、全ての電子機器の動作確認は重要です。古いモデルでは特に注意して下さい。。

✔️ エアコン、パワーウインドウ、ライト、ウインカーなど
車内スイッチ、シートヒーター(装備がある場合)なども確認。
古いモデルは電装系トラブルが発生しやすいので要注意。

6. 足回りのへたり(特に10年落ち以上の場合)

フロントホイールと赤いブレーキキャリパー。
スポーツカーの足回りは、ブッシュやスタビライザーの劣化が進行しやすい部分。10年落ち以上の車はとくにチェックが必要。

✔️ スタビライザーやブッシュの劣化
試乗時にハンドルがブレたり、車体が傾いたりしないかチェック。
異音(ゴトゴト音)がする場合、ブッシュの劣化の可能性。
✔️ アライメントやサスペンションの状態
走行中にまっすぐ走らない、タイヤが片減りしているなどがあれば要点検。
✔️ ブレーキの効き具合
スポーツ走行を楽しむオーナーが多い車種だけに、ブレーキ関連も要確認。

7. タイヤのひび割れ

✔️ 使用開始から5年を目安に劣化が進行
深いひび割れは即交換、浅いものは経過観察。タイヤ製造年度もチェックしましょう。

8. オイル漏れ

✔️ 駐車スペースにオイルの染みがないか
エンジンルーム内のホースやガスケット周りを確認。ほんの少しの滲みでも放置すると後々大きな修理が必要になることも。

9. 修理歴の有無

✔️ 整備記録簿の確認
過去のメンテナンスや交換部品の履歴をチェック。記録簿がきちんと保管されている個体ほど安心度が高い。

10. 走行距離

✔️ 年間走行距離は1万kmが目安
10年で10万kmに到達するかどうか。10万km以上でも整備状況が良好なら、大きな問題なく走り続ける個体も多い。


ロードスターの相場

中古車市場では、状態や年式・グレードによって価格帯が大きく変動します。
以下はあくまで参考程度ですが、購入を検討する際の目安としてご覧ください。

NA型ロードスター

  • 平均価格 152万円(2024年8月現在 オートナビガイド調べ)
  • 人気再燃で相場上昇傾向
  • 程度の良い個体は100万円台~高額なレストアベース車両も
  • 走行距離多め、修理歴ありなら50万円前後でも見つかる可能性

NB型ロードスター

  • 平均価格 72万円(2024年8月現在 オートナビガイド調べ)
  • NAと比べるとまだ割安感がある
  • それでもマニア人気の高いNB後期(NB8C)などは値上がり傾向

NC型ロードスター

  • 平均価格 120万円(2024年8月現在 オートナビガイド調べ)
  • モデル自体が比較的新しく、十分実用的かつリーズナブル
  • 走行距離によって価格差が大きいが、狙い目のモデルが豊富

ND型ロードスター

  • 平均価格 230万円(2024年8月現在 オートナビガイド調べ)
  • 現行モデルということもあり、まだまだ高値安定
  • ただし初期型(2015年式あたり)は少しずつ価格がこなれてきている

ロードスターをお得に買うチェックポイント

一般的に年間走行距離が8,000kmを超えると過走行扱いとなり、7年落ちで60,000km以上走行している車などは、ぐっと手頃な価格で流通することも。

とはいえ「過走行=故障リスクが高い」というわけではありません。むしろ、オイル交換などの基本メンテナンスを怠らずに続けられているモデルであれば、まだまだ長く乗り続けられる可能性があります。
予算を抑えて理想の車を手に入れたい方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

ロードスター初心者ならディーラー中古車もおすすめ!

ロードスター購入が初めての方や、クルマ自体に詳しくない方は、ディーラー認定中古車という選択肢も検討してみてください。
ここではメリット・デメリットを挙げます。

ディーラー中古車の5つのメリット

1.車両の品質が良い
ディーラー独自の厳しい基準をクリアした個体のみ販売しているため、比較的状態の良い車両を選びやすい。
2.使用履歴の信頼性
ワンオーナー車や試乗車上がりなど、経歴がはっきりしている場合が多く、安心して購入しやすい。
3.純正部品を使用した整備
DIYでは難しい箇所も正規部品を用いてしっかり整備されており、納車後のトラブルリスクが抑えられる。
4.保証・アフターサービスが充実
購入後に万が一トラブルがあっても、ディーラーがスムーズに対応してくれることが多く、長期的にも安心。
5.分割払いやローンでの支払いが可能
ローンの組みやすさや支払い方法の選択肢が豊富で、予算に応じて柔軟にプランを立てられる。

ディーラー中古車の5つのデメリット

1.在庫数が少ない
自社で取り扱う車種・グレードに限られるため、特定の型式や色、年式を探そうとしても見つからない場合がある。
2.車両価格が高い
品質管理や整備コストをかけている分、個人売買や一般中古車販売店よりも割高になるケースが少なくない。
3.値引き交渉が厳しめ
価格設定が明確で、ディーラーの基準に沿って決まっているため、大幅な値引き交渉に応じてもらいにくい傾向がある。
4.納期が遅め
細かな整備や点検、社内手続きを厳格に行うため、契約から納車までにやや時間がかかる場合がある。
5.手続きが煩雑
保証や点検整備などの書類作成を丁寧に行うため、必要書類や確認事項が多く、個人売買などに比べると手間を感じることがある。


ロードスターのよくある質問5選

1.ロードスターはオープンカーだから雨漏りが心配?

幌はゴムパッキンの劣化などで雨漏りする可能性があります。
購入前のチェックと、購入後も定期的なメンテナンスが大切です。
ハードトップや電動ハードトップモデルなら、雨漏りリスクはソフトトップよりは低い傾向にあります。

2.冬の寒い季節でもオープンで走れる?

走れます! ヒーターをしっかり使えば冬でも十分楽しめます。
むしろ冷たい外気と車内の暖かさが心地よい、冬ならではのオープンエア走行も魅力です。

3.チューニングやカスタムの自由度は?

ロードスターは社外パーツが非常に豊富です。走行性能アップ、外観のドレスアップなど、幅広いカスタマイズを楽しめます。
ただし車検対応品かどうかの確認を忘れずに。

4.燃費はどれくらい?

NA・NBは街乗りで10km/L前後が目安。NC・NDは排気量や運転スタイル次第ですが、10〜15km/L程度が多いです。
近年のマツダエンジンは燃費性能が向上しているので、ガソリン代はそれほど負担にならないでしょう。

5.中古でどの世代が初心者におすすめ?

コスパ重視ならNB・NCが狙い目です。NAはクラシック感が魅力ですが、メンテナンスに手間とコストがかかることも。
NDは最新技術を享受できる反面、価格帯が高めなので予算と好みで選びましょう。

まとめ

マツダ・ロードスターは、スポーツドライブの楽しさとオープントップの爽快感を味わえる稀有な存在です。
中古車市場には多種多様なコンディションのロードスターが出回っていますが、ポイントを押さえてチェックすれば、
あなたにぴったりの一台と巡り合えるはずです。
もし「ちょっとでも欲しい」と思ったら、ぜひ試乗してみてください。

ロードスターがもたらす彩りは、他の何にも代えがたい特別なもの
迷いがあるなら、ぜひ思い切って飛び込んでみてください。
きっと新しいカーライフが、あなたを待っていますよ。
ロードスターという相棒が、これからの毎日を少しだけドラマチックに変えてくれるはずです。

以上、マツダ・ロードスター中古車購入の注意点10選を中心に、NAオーナー経験者ならではの視点とともにたっぷりとお届けしました。

みなさんのカーライフが、素晴らしいものになりますように。

適切な整備は、快適なカーライフの鍵です。必要な整備用品はこちらから!
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この記事を書いた人

はじめまして!
\ 管理人の「TAKU」です /

50代後半、温泉旅館で働きながら、WordPressブログとWebライター勉強中です。
趣味や経験を活かし、人生をより楽しく、充実させるための情報を発信しています。

歳を重ねても楽しめる趣味やライフスタイルについて、わかりやすい形でお届けします。
シニア世代でも一歩踏み出せば、充実した毎日が送れるのです!

趣味は、フィギュアコレクション、ボクシングのTV観戦、ロック音楽とバンド活動、健康管理、そして革ジャンに魅了されています

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