【2025年10月17日】元女子プロレスレフェリーがクマに襲われ死亡—相次ぐ惨劇に「戦う覚悟と準備」の必要性高まる

クマ出没注意の警告標識をモチーフにしたアイキャッチ画像|熊の最新ニュース速報

本日、岩手県北上市の温泉旅館「瀬美温泉」でクマに襲われ行方不明となっていた従業員、笹崎勝巳さん(60)の遺体が、射殺されたクマの近くの山中で発見されました。

笹崎さんは、全日本女子プロレスなどで活躍した元人気レフェリーで、その突然の訃報にプロレス関係者やファンから悲しみの声が寄せられています。

目次

露天風呂清掃中に連れ去られる、元レフェリーの悲劇

笹崎さんは16日午前、露天風呂を清掃中に姿が見えなくなり、現場には血痕と清掃用具が残されていました。

警察はクマに襲われた可能性が高いとみて捜索。

翌17日朝、温泉から約100メートル離れた山中でクマ1頭を射殺し、その近くで笹崎さんとみられる男性の遺体を発見しました。

笹崎さんは「タイガー勝巳」の名で知られ、温厚な人柄で多くのレスラーやファンに親しまれていました。

レスラーを送り迎えするバス運転手や団体社長を務めるなど、プロレス界に貢献した人物の突然の死は、クマの脅威が身近な生活の場にまで及んでいる現実を突きつけました。

岩手で相次ぐ「特異な個体」の襲撃

現場周辺では、10月8日にもキノコ採りの男性がクマに襲われ死亡する事故が発生しており、岩手大学の専門家は「短期間に近い場所で人身被害が相次ぐのは異例」「クマが人間を餌と認識した可能性もある」と指摘。

また、10月7日には北上市の山林で、キノコ採り男性の遺体が損傷の激しい状態で見つかるなど、「人間を恐れない特異な個体」による連続被害の可能性も懸念されています。

生死を分ける「武器と覚悟」—遭遇時の反撃が命綱か

連日の悲劇的な報道を受け、クマとの遭遇における対処法に改めて注目が集まっています。

  • ピッケルで撃退: 今月11日、山中でクマの襲撃を受けた50代男性は、咄嗟に持っていた氷壁登攀(とうはん)用の道具「バイル」(ピッケル)をクマの顔面に向け、撃退に成功。男性は「熊スプレーを取り出す時間もなかった」とし、「山に入るということは、それなりの覚悟と準備(装備)が必要です」と語りました。
  • 専門家の見解: 「がっちりした体格」だったとされる元レフェリーがクマに襲われた事実は、単なる体格や運動能力だけではクマには対抗できないことを示唆しており、専門家が提唱する「ナタなどの武器を携行する」という極端な対策論に、再び注目が集まっています。

今年度のクマによる死亡者数は、統計開始以来過去最多を更新。

人里への出没が続く中、行政や警察は警戒体制を強化し、住民への注意喚起を続けています。

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