2025年7月21日、日本各地でクマによる人身被害や目撃情報が複数報告されました。
特に秋田県では人身被害が発生しており、福島県では車とクマの接触事故がありました。
秋田県北秋田市で農作業中の男性がクマに襲われる
7月21日早朝、秋田県北秋田市で農作業中の75歳男性が体長約1.5mのクマに後ろから突然襲われ、頭などにけがを負いました。
男性は自力で帰宅後、病院に搬送されましたが、命に別条はありません。
現場は秋田自動車道のインターチェンジ近くの畑で、民家から約500mの距離にあるため、警察が周辺住民に注意を呼びかけています。
福島市で車とクマの接触事故
福島市二子塚地内の通称フルーツライン上にある須川橋付近で、7月21日午後2時10分頃、40代男性が運転する車が、右手の藪から飛び出してきた体長約1mのクマ1頭と接触する事故がありました。
クマはその後、反対側の藪へ去っていき、人的被害は確認されていません。
警察が周辺住民に警戒を呼びかけています。
今回のクマによる事故は、私たちの生活圏にクマが出没する危険性が高まっていることを改めて示しています。
特に、クマの生息域と人間の活動域が近い場所では、より一層の注意が必要です。【速報】福島町で再びヒグマ目撃 新聞配達員襲撃から8日後の緊張
2025年7月20日午後2時50分ごろ、北海道福島町千軒の国道228号沿いの草やぶで、ヒグマ1頭が目撃される事案が発生しました。
目撃現場は、ごみ処理施設から南へ500メートルほど、住宅地からは約1.5キロ離れた場所とされています。
町内では7月12日、新聞配達員の男性(52)が住宅街でヒグマに襲われ死亡する事故が発生しており、今回の目撃情報はそのわずか8日後の出来事。
この時のヒグマはすでに18日に駆除され、DNA鑑定により、2021年にも町内で女性を死亡させた個体であったことが判明しています。
地元では現在も24時間体制のパトロールが継続されており、町民に対して警戒の呼びかけが続いています。
ヒグマは住宅地からわずか1.5kmの距離にまで接近していることから、付近住民および観光客は十分な注意が必要です。



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