「50代からキックボクシングって始められるの?」
「キックボクシングって本当に効果があるの?」
そんな悩みをお持ちのあなた。
「結論から言います!キックボクシングは本当に痩せます!」
50代に突入し、運動経験ゼロだった私が、なんと 2ヶ月で15kgの減量 に成功しました。
最初は「病気?」「何かあったの?」と周りに心配されましたが、これは 健康的なダイエットの成果です。
その証拠に様々な数値が改善されたのです!
そして、ストレス発散、体力向上、引き締まった体を手に入れることができました。
あなたもこのブログを読み終える頃には、ジムへ行きたくなっているはずです!
それでは、キックボクシングが50代の皆さんにおすすめな理由、最後までお付き合いください。
1.50代がキックボクシングで得られるダイエット効果5選
1.キックボクシングは有酸素運動と無酸素運動の両方ができる
2.カロリー消費量が高い
3.血行が改善し、基礎代謝が上がる
4.ストレス発散効果
5.痩せやすい体になる
結果的に私はキックボクシングを通じて、無事にダイエットに成功しました。
それは、ジムの会長の的確なご指導と、私自身のやる気が絶妙に噛み合った結果と言えるでしょう。
最初は、ただのストレス発散のために始めたキックボクシングでしたが、続けるうちに、人生で初めて「成功体験」というものを味わうことができました。
まさに私にとって「運命を変えてくれる存在」と言える特別な経験でした!
以下は、私が実際に感じたキックボクシングの効果について、備忘録としてまとめておきます。
1.キックボクシングは有酸素運動と無酸素運動の両方ができる
キックボクシングのトレーニングでは、フットワークや連続したパンチ・キックの動作が有酸素運動として心肺機能を高めます。一方、短時間で強い力を発揮する動作が無酸素運動として筋力強化に役立ちます。
この組み合わせにより、脂肪燃焼と筋肉増強の両方の効果が期待できます。
「厚生労働省の『身体活動のメッツ(METs)表』によると、キックボクシングの運動強度は約10.3METsと高く、エネルギー消費が大きいとされており、効果的なエクササイズと考えられます。(厚生労働省:生活活動のメッツ表)
※メッツとは、身体活動の強度を表す単位で、安静時の状態を1としたときに、その活動で何倍のエネルギーを消費するかを示します。
2.カロリー消費量が高い
キックボクシングは、全身を使う高強度の運動であり、短時間で多くのカロリーを消費することができます。
運動でどれくらいカロリーを消費できるのか?」と気になったことはありませんか?
ハーバード・ヘルスの研究によると、体重57kgの人が30分間キックボクシングを行った場合、約360kcalを消費することが分かっています。
また、体重が増えると消費カロリーも比例して増加し、70kgの人では約432kcal、84kgの人では約504kcalに達するとのことです。
出典:Harvard Health Publishing
これらの特性から、キックボクシングは高いカロリー消費を促し、ダイエットや体力向上に有効な運動とされています。
3.血行が改善し、基礎代謝が上がる
キックボクシングは前述の通り、有酸素運動と無酸素運動の両方の要素を含んでおり、脂肪燃焼と筋力アップの両方に効果的です。これにより、基礎代謝が向上し、痩せやすく太りにくい体質になることが期待できます。
4.ストレス発散効果
パンチやキックで全身を動かすことで、脳内のエンドルフィン分泌が促進されます。
エンドルフィンとは、脳内で分泌されるホルモンの一種で、多幸感や鎮痛作用をもたらす物質として知られています。
5.痩せやすい体になる
運動で筋力が増えることで脂肪が燃えやすい「太りにくい体質」に変化します。
2.キックボクシングとの出会い
私も50歳を過ぎたあたりから、体の不調を感じやすくなったり、疲れやすいなど、以前とは違う症状を感じ始めていました。
仕事を続ける上でも「ちょっと体力つけなきゃな」「スタミナつけなきゃヤバいかも」と焦る毎日。
ちょうど大きな案件のプレッシャーが続き、すっかり疲弊しきっていたこともありました。「思いっきり〇〇をぶん殴れたらスッキリするだろうなぁ」と悶々とした日々を過ごしていた私。
その頃はストレスから暴飲暴食を繰り返し、中肉中背の体も体重は77kgに。
親戚からはぽっこりお腹から「たぬき」というあだ名をつけられる始末です。
しかし当時私の住んでいる田舎町にはトレーニングジムもありません。運動はしたことがないし、何をしようか?と途方に暮れていました。
諦めかけていたところ、ジムはジムでも、キックボクシングのジムがあるのをネットで発見。当時知識のない私は、「キックかぁ。ボクシングならまだ腕だけだけど。足が短いのにできるかな。」と不安でした。
後で知ったのですが、ボクシングはパンチが上半身、特に頭部に集中するため、キックボクシングよりも危険度が高いとされています。
3.50代の運動初心者が、キックボクシングジムに入門して経験した5つのこと
1.地獄の3分間
2.安物買いの銭失い
3.地獄の3分間パート2
4.一週間続く頭痛
5.ジム通い継続のコツ
ネットで調べてもよくわからなかったので、とりあえずジムに行ってみると、タイトなスペースでみなさんトレーニングしてます。女性会員も結構多くて、若い娘からおばあさんまで幅広くいたのには驚きでした。
爽やかなイケメンの会長から「運動初めてでキックですか?」と驚かれました。
家に帰って感想を話すと、妻には「筋金入りの運動音痴のあんたにできるわけがない。怪我して死んだらヤバいからやめて」との言葉を聞き流し、入門しました。
最初は縄跳びもロクにできませんでしたが、少しづつ体で覚えていき、シャドーボクシングやミット打ちなど、ルーチンも頭に入ってきました。月に4回なので週に1回、60分間の練習です。
1.地獄の3分間
入門してわかったんですが、ボクサーやキックボクサーはすごい!ということです。
間に1分間のインターバルがあるとはいえ、ボクサーなら最大12Rです。死ぬ気でやっても私には無理です。
まずキツいのがミット打ち。会長がミットを構えて「ジャブ!ストレート!ワンツー!フック!」という掛け声と共に動くんですけど、ジャブなのにストレートになってみたり。なかなかうまくいきません。
ミット打ちは1ラウンド3分やって、次の人がやってる間にサンドバッグ打ち。順番はジムの混み具合によってその次か次でもう1〜2ラウンド。みたいな感じです。みたいな感じって言ってますが、「地獄の3分」です。だって普通に3分間激しく動き続けるわけですよ。
運動経験ゼロがいきなり格闘技入門ですから。入門後しばらくは食欲がなかったです。
会長にお伺いしてたはずなんですが、最初炭酸水を持っていっちゃって、炭酸ガスでお腹が張って大変でした。
逆に食後すぐにジムにいって、ゲロ吐きそうになったり。
2.安物買いの銭失い
グローブはいつもジムのを借りて練習してたんですが、ニオイがすごくて結局グローブは買いました。
安いものを探して「掘り出し物めっけ!」と喜んでたら、16オンスのものを買ったはずが、すごいタイトでバンテージを巻くと手が入らなくなっちゃう(涙)
どうやらパチモン買ったみたいです。皆さんも安すぎる商品には気をつけてくださいね。
バンテージ巻くのにも苦労しました。最初は会長がやってくれるんですけど、ひとりでやる段になって、不器用な私は普通にジムでやると5分くらいかかってゆるゆるだったり。
仕方ないんで、自宅でYouTube動画みながら巻いてましたよ。何回も同じ動画見ながら…。
それからジムに行ってました。
3.地獄の3分間パート2
そのうちにマス・スパーリング(寸止めのスパーリング)もやるようになり、「最初は初心者だから手加減するように」と会長から相手の方に説明していただきます。
でも、熱くなるとやっぱりちょっとその加減が難しくなり、寸止めと言っても大体当たって痛いんです。もちろんヘッドギアやレガース、ファールカップはつけます。
あ、マウスピースはすぐに買いましょう。私はしばらく買わなかったのですが、これを買ってようやくマス・スパーを許されました。当然ですよね。口の中切ったり、歯が折れたり危ないですから。
会長からも「ようやくキックボクシング習ってるって言えますね!」と言われました。
製作対応の歯医者さんで5,000円くらいでした。
マス・スパーの方は、段々と強い人とも当たるようになり、特に威力の強そうな人には、会長がボディプロテクターを貸してくれます。
そもそも自分は強くなるためというより、ストレス解消に来てるのです。だから強そうな人がいると、「げー。この人強いのか。」とビビるんですよね。
何回か通って、夕方は仕事終わりの若くて元気な方とお相手しなければいけないこともわかり、自然と喉かな有閑マダムが多めの朝早くに行くようになりました。
でも、たまにいるんですよ。強い人が。だって夜勤明けで練習に来てるんですよ。体力の衰えたおじさんには、意味わかんないって…
ある時は空手の達人が入門してきて、いきなり空手仕込みの蹴りを集中的に見舞われ、青紫に足が腫れたりもしました。だから、マス・スパーなんだってば。寸止めにしてください(涙)
昔のメモを見直していたら、ジムに行くときの持ち物リストが出てきました。
冷却スプレーなんて書いてありますね。
ちょうど空手の達人にやっつけられたあたりに書いたものと思われます(笑)
・半袖、半ズボン
・水
・バンテージ(予備)
・タオル
・ジャージ
・マウスピース
・冷却スプレー
・グローブ
初心者感満載のリストですねぇ。
次の予約は、ジムの終わりか、LINEでお願いしてました。
何かのついでに、私がバンドで歌ってる動画を共有したら、会長から「昔のロックって感じで良かったです!」と爽やかに感想を言われました。
ロックも今では、ブルースやジャズのように過去の物なのか…とちょっとショックでしたけど。
ちなみにその動画がこれ↓
4.一週間続く頭痛
Aさんは私より15歳年上でした。私も男性では年配の部類でしたが、Aさんは当時すでに60代後半でした。
でも、アマチュア大会で優勝したりしてましたから。すごいんですよ。
なぜか私の中で「とは言ってもお年寄りには負けたくない!」という思いがあったのか、マススパーでその方と手合わせしたときに、頑張っちゃって実践さながらで殴り合ったわけです。
その時はヘッドギアをつけてなかったんですが、私も避けるのがヘタで、何より殴り合いに夢中になって、こっちは打つし、向こうも打つし、気がついたら私のTKO負け。
その時かなり頭を殴られたのか、1週間ほど“キーン”という耳鳴りが止まらず、ずっと頭痛に悩まされました。さすがにヤバいって…。会長、もう少し早く止めてほしかったですよ(笑)何しろガードは大切です。
でも、運動すると効果は出るもので、月に4回のジムに加えて、自宅でも筋トレを行うようになります。
食生活アドバイザーでもある会長から、食べるものをご指導いただいたりして、ラーメンとか甘いジュースは控えるようにして、夜にお腹が減るとキャベツばかり食べてました(時々のお酒はやめられなかった💦)。
その継続した運動が効いたのか、みるみる体が締まっていき、ピーク時には77kgあった体重が2ヶ月で62kgに。最終的には59kgまで減量しました。
毎回のように会長から「体重、何キロから何キロに減ったんですっけ?」と聞かれ、「はい、〇〇kgです!会長のご指導のおかげです!」というやり取りが、特に女性の生徒さんたちの前で定番になっていました。
確かに、私が自慢できることなんて、それくらいしかなかったんですよね~(笑)
5.ジム通い継続のコツ
前述の通り、私は結局2年間ジムに通ったんですが、大会には一度も出ませんでした。会長からも「オヤジファイトに出てみたら?」と言われたんですが、妻から「絶対やめて!」ときつくお達しが出ていたので、固辞していました。
まぁ何より勝つ気がしないわけです。
だから毎回、ストレッチ→縄跳び→チューブで柔軟→シャドー→ミット打ち2〜3R→サンドバッグ打ち→マススパー2〜3R→エアバイク→筋トレというルーチンをこなしてました。
そんな私がモチベーションを保てたのは、やはり乗るたびに減る体重計の数値、明らかに自分の体つきが変わって逆三角形になってきていた外見の変化です。
4.まとめ
結局2年間くらい通ってましたが、ちょうどコロナが流行り出して、ちょっと休むことにしたら人間怠惰なものですね。
「あの痛いのはもう嫌だ。」と考えるようになり、すっかりやめてしまいました。
でも色々貴重な経験をさせてもらったと感謝しております。
キックボクシングを始める前、私は体力の衰えを感じ、自分の体型に自信を失っていました。しかし、ジムに通い、パンチやキックを繰り出すうちに、体はみるみるうちに変化していきました。
体重が落ちただけでなく、体力がつき、姿勢が良くなり、何より鏡を見るのが楽しくなりました。
キックボクシングは私の健康を取り戻してくれただけでなく、自己肯定感も高めてくれたのです。
50代からでも、いや、50代だからこそ、キックボクシングは素晴らしい効果を発揮します。
健康で自信に満ちた人生を送りたいあなたに、心からおすすめします。
今や私の通っていたジムは、プロの選手を多数輩出し、全国的にも有名になっています。
ありがとうございます。イーグルアイスポーツクラブ。
ありがとうございます。橋本会長。
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