「今日も足、臭いね！近寄らないで！早く足洗ってきて！」仕事終わりでヘトヘトで家に帰ると、家中に妻の怒声が響く。
どこの家庭にもありがちな日常の一コマですが、疲れもどっと重なり、絶望的な気分になりますよね。
あなたは、すぐにお風呂場に駆け込み足を洗うのがルーチンになっていませんか？
「どうして一生懸命頑張っている自分が、こんな報いを受けなきゃならないんだ！」
そうお嘆きのあなた。
でも自分の靴や靴下を嗅いでみると、納豆のような、いや酢イカがさらに発酵したような強烈な臭いが鼻腔を刺激するのは確かだし…。
あなたは悩みに悩んで、このページを見てくれているはずです。
こんなひどい仕打ちを受け続けてきた私も、これからご紹介する方法を実践した結果、かなり症状が軽減し、ほぼ臭いなんて言わせなくなりました！
そんな私がさまざま足の臭いについて研究したこと、そして実体験したおすすめの消臭アイテムをご案内することで、あなたのお悩み解決をお手伝いします！
足の臭いを防ぐために、この記事では
- 足の臭いの原因
- 臭い人の特徴
- 臭いが落ちない理由
- 予防対策10選
- おすすめの消臭アイテム7選
についてご紹介します。
ぜひ最後までお読みください！
1.【足の臭いの原因】どうして臭くなってしまうのか！？
足の裏には汗腺が密集していて、1日に200ccは汗をかくと言われています。しかし、本来足の汗は99%が水分であり、ほとんど臭いがないのだとか。
足の臭いの原因は、誰もが持っている常在菌が、角質や垢を分解する際に発生するイソ吉草酸によるものなのです。イソ吉草酸は悪臭防止法で特定悪臭物質の規制対象となっている、とんでもない物質なんです。
その威力は凄まじく、東京大学生物化学研究室によると、一滴を東京ドームの真ん中に垂らしただけで、ドーム中にその臭いが充満するというくらい、薄めても臭うのだそう！
…その特定悪臭物質が足裏に発生しているという、えげつない現実（泣）
おまけに足は靴や靴下など、常に何かに覆われていて、菌が好きな高温多湿になりやすい悪条件のたまり場。
つまり臭いの原因は足そのものではなく、環境が原因だったのです！
絶対に足の裏に原因があると思っていましたが、違うんですね！
ちなみに、手のひらと足の裏はほとんど構造が一緒らしく、そういえば剣道の防具、野球やボクシングのグローブもかなり臭いですよね。足の靴と原理は同じなんだとか。
2.【足が臭い人の4つの特徴】いくつ当てはまりますか！？
1.足に汗をかきやすい
足に汗をかきやすい人は、体質やストレス、気温の上昇などいろいろな原因から、足が蒸れやすいです。 足の湿度が上がると常在菌が酸化・活性化し、強烈な臭いが発生する要因になってしまうのです。
2.角質がたまっている
角質がたまっている人は、常在菌が角質を分解して臭いを発生させるために臭いやすくなります。
ところで角質とは、皮膚の最外層にある硬くなった細胞の層のことです。皮膚の表面で古くなった細胞が硬化したもので、体を守る役割を果たします。角質は自然にはがれ落ちるものの、特に足裏などには残りやすく、雑菌が繁殖する原因になることもあります。
3.サイズが合っていない靴を履いている
サイズが合っていない靴を履いている人は、足元が気になって汗をかきやすくなります。さらに靴との摩擦が生じることで、足の裏に雑菌の栄養分となる角質ができやすくなり臭ってしまうこともあります。
4.いつも同じ靴を履く
長時間靴を履いている人や毎日同じ靴を履く人は、常に湿った状態で汗や皮脂が付着したままになってしまい、雑菌発生の温床になります。
特に、通気性の悪い靴を履いている場合や、高温多湿の状態で靴を保管している場合は、靴の内部が乾燥しにくいです。
3.【足の臭いが落ちない理由】そこには意外な落とし穴が！？
なぜ足の臭いは、いくら洗っても落ちないのでしょう？！
それは臭いの原因が汚れではないからです！
いくらボディソープで洗っても、表面の菌は100％除去することができず、内部に蓄積していた菌が表に出てきて、増殖することがあるからなのです。
ボディソープで汚れは落とせても、雑菌を殺せません。湿気が多い環境や足が蒸れた状態では、細菌の増殖が促進されてしまいます。大事なポイントは、しっかり乾燥させることです。
4.【足が臭い人の予防対策10選】するとしないでは全然違う！？
足の臭いは、毎日のお手入れに少し気を配るだけで、驚くほど効果が違ってくるんです！
この章では、足の臭いを防ぐための10の具体的な対策をご紹介します。悪臭の原因となるイソ吉草酸や菌を抑え、日常生活でできる簡単なお手入れ法から靴や靴下の工夫まで、すぐに試せる方法ばかり。
特に、足の臭いが気になる方、仕事で靴を長時間履く方、汗や湿気が多い季節に悩んでいる方にとって、日々の習慣が変わることで快適さが増すはずです。
この章を読んで、足の臭い対策で自信を持って過ごせるようになりましょう！
1.毎日洗う
特定悪臭物質のイソ吉草酸は、あまり水に溶けないので、水で流してもほとんど残ってしまいます。ボディソープで皮膚全体をしっかり洗って流すのが重要です。
手にボディソープを取って、泡立てたあとに足に塗ります。
足の裏、指の間の汚れや、臭いが気になるところを念入りに洗います。
指の間は、特に汚れ・湿気がたまりやすいので、指の腹や柔らかいブラシで優しく洗うのがおすすめです。
2.爪・角質のケアをする
大さじ2〜3杯分の重曹を入れた洗面器のお湯に足を10分ほどつけます。お風呂で爪や角質をふやかすことによって、爪の隙間のゴミ、角質を除去しやすくします。
注意点は、ボディソープが泡立っていないと奥の汚れまで届きません。
重曹は食用でも、掃除用でもどちらでもかまいません。
角質は指でもみ洗いすればOK。
爪は専用のブラシがない場合、代替として歯ブラシもありです。優しくなでるように洗ってみると、汚れ落ちの違いを実感できるはずです。
ただし強くこすりすぎないことです。余分な皮脂が出やすくなって、結果お肌を傷つけてしまいます。
そして雑菌を産むのを防ぐために、爪は短くを心がけてください。
3.乾燥させる
足を洗ったら、高温多湿な状況を回避して菌を繁殖させないために、やわらかいタオルで乾燥させると臭いは軽減されます。
4.履き物を替える
職場などでは可能ならばサンダルに履き替え、少しでも足元の蒸れを防ぎましょう。
5.毎日同じ靴を履かない
毎日同じ靴を履くと、前日にかいた汗がこもったままになってしまいます。そのまま履くと、常に靴の中が蒸れている状態に。その蒸れが菌を発生させる原因になります。
何日も同じ靴を履くのは避け、1日靴を履いたら2〜3日置いてしっかり乾燥させ、複数の靴をローテーションして履くようにしましょう。
早く乾燥させたい場合は、靴の中に新聞紙を詰めて湿気を吸わせたり、靴専用の除湿剤を使うのも効果的です。
え？靴を毎日替えるという感覚がない？靴下は毎日履き替えますよね。それと同じです。
6.靴ひもの結び方で蒸れない環境をつくる
しっかり足を靴に固定して土踏まずの空気を外に逃すことが蒸れの解消につながります。
NHKテレビの「あしたが変わるトリセツショー」の実験によると、空気中の微粒子を可視化したところ、ぴったり靴の場合は、空気が靴の隙間からたくさん出てきて換気されていることがわかりました。
一方で、ゆるい靴を履いた場合は、ほとんど空気は出てこずに、蒸れが靴の中にたまったままでした。
靴をぴったり履く方法は、かかとを一度トントンしながら、根元のひもから締めていくのが大切なんだとか。強く締めるというよりは、足にしっかり密着させる感じで。
靴を履いたら、再度足をトントンして足を正しい位置に調整します。
靴ひもをつま先からキツめに締め上げて行くのがポイントです。
ローファーなど、ひもがない靴の場合は、中敷きを入れて足と靴を密着させるのがおすすめ。
7.エタノールで除菌する
座敷の飲食店など、今すぐに臭いを消したい場合の応急処置に、エタノールを使ってみましょう。イソ吉草酸がエタノールに溶けるという性質を利用して、除菌アルコールシートで足をまんべんなく拭けば少し臭いが減ります。
8.防水スプレーを使う
雨などで靴が濡れてしまうと、臭いの元になる雑菌が増える原因になります。
そこで防水スプレーの出番です。
防水スプレーには2種類あり、使い分けが大事です。
フッ素系スプレーは布や革向き。スニーカーや革靴などに使います。
一方シリコン系スプレーは、ポリエステル向き。傘やレインウェアに使うのがおすすめです。
防水スプレーをかける前に大事なのは、汚れをキレイに拭いておくこと。スプレーむらを防ぐことができるんです。靴を段ボールの中に入れてから吹きかけると、周囲に広がらず便利です。
その際は、タオルや新聞紙などを詰めて中敷きにかからないように注意しましょう。
吹きかけるときは靴から30cm以上離すと霧状に出て、まんべんなくかかります。
かけ方はサイドから順番に3本の線を引くように、つま先からかかとに向けてゆっくりとスプレーを動かします。表面がうっすら濡れるくらいが目安。最後にかかとにもひと吹きでOKです。
そしてもっとも重要なのは、かけ終わったら冷風のドライヤーで乾かすこと。すぐ乾かすことで、フッ素を立たせるという効果があるんです。
フッ素系の防水スプレーはトゲ状の樹脂が表面にくっつき、立ち上がっている状態で効果を発揮します。産毛が水をはじくイメージです。しかし、乾燥に時間がかかると樹脂が倒れた状態で固まってしまいます。
その隙間から水が入り込んでしまうんです。撥水効果をアップさせるには、ドライヤーが必須ですね！
9.5本指の靴下を履く
5本指の靴下は、隣りあった指どうしが離れる構造なので、指の間が蒸れることがありません。
また、指の間に生地がフィットするので効率よく汗を吸収します。一般の靴下に比べて汗や皮脂がたまりづらく雑菌の繁殖を抑えるので、臭いの対策にはかなり効果があります。
10.靴下は裏返しにして洗う
靴下の裏面は表に対して折り目が複雑で、引っかかった角質が取れにくい場合があります。
さらに、汗や皮脂などの付着物もダイレクトに洗えるので、洗ったのになんか匂いが残ってる！と言う場合に、かなり効果が高いです。
5.足の臭い人におすすめの消臭アイテム7選！
①「グランズレメディ」グランズレメディ
【商品タイプ】パウダー
【メリット】これは魔法のように悪臭が消えます！
履く前の靴に付属のスプーンで少量のパウダーをさっと入れておくだけ。歩いている間に粒子の細かいパウダーが靴の中全体に行き渡り、臭いが消えます！
【デメリット】濃い色の靴下を履いた場合、靴を履いてから1時間以内に脱ぐと、白い粉を周りに散らしてしまう恐れがあります。しかし、2時間ほど経てば湿気で粉が靴に定着するので、落ちる心配もなくなります。
②「北の快適工房」ノーノースメル
【商品タイプ】クリーム
【メリット】クリームの伸びが良い！朝は発生する臭いを抑えるため、夜は臭わない足環境に整えるため、推奨の朝晩2回塗りで完璧です。
乾きも早いので、クリームなのにベタつきもなく塗った直後に靴下を履いても全然平気！
【デメリット】正直値段が高いのと、推奨である朝晩2回塗りが面倒くさいです。
③「ウィルクレンズ」フットソープ
【商品タイプ】足専用ソープ
【メリット】普通のボディソープで洗った時とは、足裏のスベスベ感がまったく違います。
【デメリット】泡立ちがイマイチなので、ネットなどを使って泡立てる必要があります。
④「デオナチュレ」男足指さらさらクリーム
【商品タイプ】クリーム
【メリット】こちらも消臭効果は結構すごい！ドラッグストアでも目立つところに置いてあるし、値段も手頃なので、つい手にとってしまいます。
夜に足を洗っても、クリームが落ち切ることはなく、効果は次の日まで続きます。
【デメリット】さらさらとしたつけ心地でベタつかないとうたってますが、クリームを塗った直後は指の間がぬるぬるして、気持ち悪いです。これを塗る場合、5本指靴下は必須です。
商品サイズが小さく、すぐ無くなるのも難です。
⑤「ファブリーズ」 ファブリーズ W 除菌＋消臭 プレミアム
【商品タイプ】スプレー
【メリット】この手の商品にありがちな無香料なのにうっすら香りが残ることがなく、本当に無香料なのが好印象です。香りでごまかさないところが気に入ってます。
【デメリット】スプレータイプなので、調子に乗って使ってるとすぐ無くなっちゃうのがマイナス点といえばマイナス点。そういう意味ではコスパが悪いです。
ファブリーズ W除菌+消臭スプレー PREMIUM 無香料 370g
⑥「Coneflake」ズルすぎる足臭ブラシ
【商品タイプ】ボディブラシ
【メリット】はじめはくすぐったいのですが、すぐに気持ち良くなりゴシゴシ洗えます。ちょうど良い長さの毛足が指の間をキレイにしてくれて、サラサラすっきり。
ブラシとしてはちょっと高いかなと思いましたが、足を洗うのが楽しみになるくらい、これにハマると他のブラシは使えません！
【デメリット】とにかく気持ちは良いのですが、かかとの角質が取れるまでの効果は感じません。
⑦「PERORIN(ペロリン)」 俺の足 ひと皮むけちゃいました！
【商品タイプ】リキッド
【メリット】あまり期待していなかったのですが、ベロベロ皮がむけます！足を液体の入っている袋の中に入れ、つけおきで1時間も待ってシャワーで洗い流せば、7日後には角質がはがれ始めてツルツルたまご肌になりました。
【デメリット】はがれ始めたら毎日脱皮するので、足裏の皮で家中を汚さないよう、恐妻家の方は特に注意が必要です。
PERORIN(ペロリン) フットピーリングパックメンズ 1回分 ミントの香り 25ml×2枚
6.〜まとめ〜 効果的な足の臭い対策で快適な生活を！
以上、足の臭いの原因や対策方法、そしておすすめのアイテムについてご紹介してきました。
研究の結果、毎日の清潔な習慣、消臭・除菌剤ケアがとても重要だとつくづく思いました。
ぜひ、今回ご紹介したアイテムを活用して、効果的な足の臭い対策を行い、我々の敵イソ吉草酸を撃退してください。
あなたのご家庭に幸あれ！
この記事を書いた人
50代後半、温泉旅館で働きながら、WordPressブログとWebライター勉強中。
趣味や経験を活かし、人生をより楽しく、充実させるための情報を発信しています。歳を重ねても楽しめる趣味やライフスタイルについて、わかりやすい形でお届け！
趣味は、フィギュアコレクション、ボクシングのTV観戦、ロック音楽とバンド活動、健康管理、革ジャンに魅了されています。
TAKU
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