【2025年8月6日更新】クマ駆除めぐり道に苦情殺到、一方で事故も発生 – 広がる対立と現実

クマ出没注意の警告標識をモチーフにしたアイキャッチ画像|熊の最新ニュース速報
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「無能集団」「殺すな」…クマ駆除をめぐる激しい対立

北海道福島町で発生したヒグマによる死亡事故をめぐり、ヒグマ対策室に苦情や批判が殺到していることが明らかになりました。

寄せられた意見は「駆除を進めないから事故が起きた」といった徹底的な駆除を求める声から、「クマを殺すのはかわいそう」「山へ返せ」といった駆除に反対する声まで多岐にわたり、中には「無能集団」「熊殺し」といった激しい言葉も含まれています。

北海道の鈴木知事は、こうした苦情の大半が道外から寄せられていることを指摘。

「命の危険を感じながらハンターの人たちが向き合っている」と述べ、現地の実情を理解した上での意見を求めています。

評論家の真鍋厚氏は、このような「安全圏」からの声の背景には、「理想化された自然」観があるとし、野生動物を「癒し」として捉える都市部の価値観と、現実的な被害に直面する地方との間に根深い対立があることを分析しています。

衝突事故も発生、クマは生活圏にまで迫る

クマによる被害や目撃情報は後を絶ちません。

新潟県阿賀野市では、8月5日に国道290号を走行中の車がクマと衝突する事故が発生しました。

クマは山側から道路に飛び出し、衝突後にそのまま逃走。

運転者にケガはありませんでしたが、現場は一般住宅からわずか250メートルの距離でした。

同日には新発田市でもクマの目撃情報が寄せられており、クマが私たちの生活圏にまで深く入り込んでいる現状を改めて示しています。

こうした状況は、クマ対策が人々の安全を最優先にすべき喫緊の課題であることを浮き彫りにしています。

しかし、「駆除」か「共生」かという二項対立の議論は収束する気配がなく、行政は板挟み状態に陥っています。

正解がない中で、私たちはクマの生態を理解し、危険を回避するための対策を講じるとともに、地域ごとの実情に沿った現実的な議論を深めていく必要があります。

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